ほのかなる茗荷の黄色ふるさとに便りを出そう文月ふみの日

 

 

茗荷の花が咲く季節

ほのかな黄色は優しい

文月の今月は文を出したい

父も母も姉もいない今

誰に出そうか

 

星のない空に

黄泉の国まで届けと祈る

もうすぐ梅雨明け

星が出る

 

線状降水帯は

土砂崩れ水害を残して

少しずつ万遍なく

優しい雨が降らぬものかと

呟いてみる

 

 

 

 

 

 

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