PRS Custom24 2011Model | Voices

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ギターやDTM、作曲のコトを書いていきたいと思います

この前買ったギターの紹介です^^


以前から所有している、2004年製と比較
しながら見ていきましょう。


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左がこの前買った2011年製、右が2004年製。


まず、変わっていないところから。

ボディ・ネック・指板の材質は変わらず。
形、スケールも変わりません。カラーは、
2004年製がホエール・ブルー、2011年製は
ブラック・ゴールド・バーストです。

ブルー系のカラーは退色が酷いと言われてますが、
自分のはそうでもなさそうです。バースト系、アンバー系の
カラーはどうなんでしょう??因みに、この
ホエール・ブルーというカラーは、ブルー系の
中でもあまり人気がない方だということらしい
のですが、自分は大好きなので、何故不人気なのか
全くわかりません!!)`ε´( 


次に、変更点。

まずはペグ。

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PRSフェイズⅡロー・マス・ロッキングチューナー搭載の
2004年製。カバーには「PRS」のロゴが。


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PRSフェイズⅢロッキングチューナーに変わった
2011年製。カバーが最初からありません。軽量化もしくは
メンテをしやすくするためでしょうか。最初見たとき
「あれっ」ってなっちゃいました(;´▽`A``


次にセレクタースイッチ。


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悪名高い(笑)5ポジションロータリースイッチの2004年製。
'85年から使われ続けているロータリースイッチですが、
操作性が良くないとユーザーの間で不評。それなのに、何故ずっと
使われ続けてきたのか。自分の見解では見た目かな、と思います。

このモデルはよく「ストラトとレスポールの良いトコ取り」
と言われ、ポール・リード・スミス自身もそれを意識して
作ったようです。しかし、アーチトップに2ハム、ボディ・ネックの
材質からレスポールにより近い印象のため、ストラトの様な
レバースイッチは使いたくなかった、と推測できます。


しかし、あまりの使い勝手の悪さと、ユーザーの
強い要望もあってか、結局作っちゃったんだよなー(汗)↓


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レバースイッチへの変更に伴い、スイッチング
パターンにも変更がみられます。

2004年製:
ポジション1:リアハムバッカー
ポジション2:リアタップ+フロントタップパラレル(外側・テレキャスミックス)
ポジション3:リアタップ+フロントタップシリーズ(バーチャルミドルハムバッキング)
ポジション4:リアタップ+フロントタップパラレル(内側・ストラトミックス)
ポジション5:フロントハムバッカー

2011年製:
ポジション1:ハムバッカー(リア)
ポジション2:ハムバッカー(リア)+シングルコイル(フロント)パラレル
ポジション3:ハムバッカー(リア)+ハムバッカー(フロント)
ポジション4:シングルコイル(フロント)+シングルコイル(リア)パラレル
ポジション5:ハムバッカー(フロント)

今までなかった、フロント・リアともハムで鳴らせる
パターンができるようになりました。


お次はインレイ。

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PRSの特徴の一つ、バードインレイ。
そもそもオプション扱いのはずなんですが、
レギュラーのムーンインレイの方があまり
見掛けない。逆にムーンの方がレアなのか??

2004年製は、鳥の形をアバロンで埋めてますが、
2008年以降から、外周だけアバロン、という
仕様に変わります。もちろん、2011年製もそうです。

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この仕様変更に関しても、一時期ユーザーの
間では不評でした。今はどうなんでしょうか?
自分は特に何も思いませんが(^ε^)


そして、ネックの仕様、PUなど。
これらは、タグの表記を見比べていきます。

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タグのデザインもだいぶ変わりました。
左が2011年、右が2004年のものです。

中を見ますと、

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「NECK」の欄、2004年製は「WT」とあります。
これは、「W」がワイドで、ネックの幅を、
「T」がシンで、ネックの厚さを表します。
このギターはネックの幅が広く(ワイド}、
薄い(シン)仕様という事になります。
この他に、PRS標準の太さの「レギュラー」、
Custom22などにラインナップされていた
「ワイド・ファット」などもあります。

2011年製に「NECK」の欄には「Pat Thin」
とあります。「Pattern Thin」のことで、
幅の表記はなく、厚さのみ選べるような
かたちになってます。他には「Pattern
Regular」がラインナップされています。


そして、「Pick Up」の欄。
2004年製の方にはTreble(リア)に「HFS」、
Bass(フロント)に「Vintage」とあります。
個人的に、リアのHFSは使いにくいと感じます。
特にドライヴ、ディストーションサウンドでは
ボディの特徴と相まってミッドが極端に強調
され、悪い言い方をすると「コモる」んです。
未だに、良いセッティングを見つけられずに
います...(ノДT)

2011年製のPUはフロント・リアともに「59/09」。
このPUは以前から気になっていたので、今回
手に入れるコトができて本当に嬉しく思います^^
まだ特徴を捉えられるほど弾き込んでないので
なんとも言えませんが、試奏した時の明るく
キレイに伸びる感じは、とても印象が良く、
自分の知ってるCustom24とは違う!!と
感じました。これから使っていくのが本当に
楽しみです(〃∇〃)

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他に、この2本の違いですが、2011年製の
方が圧倒的に軽い!!重量の話です。
まぁ、これは単なる個体差なのかもしれません。


個人的な意見としては、使い勝手で言えば
完全に2011年製が勝ると思います。セレクター、
軽さ、まさにライヴ向けって感じですね。
音に関しては、2004年製の方には全くもって
納得いってないので、もっと掘り下げていく
必要があると考えます。これは課題ですね。
2011年製の59/09PUも、これから分析していく
のが非常に楽しみです(°∀°)b


つい長くなってしまいましたが、
最後までお付き合いいただいた方、
本当にありがとうございます。

それではまた。
おやすみなさ~~~い(@ ̄ρ ̄@)zzzz