母方の親類に所謂「視える」方がおりまして
その方は定年退職後に何処かの御山で修行したそうなのですが、私は詳しくは知りません。
(祖母から聞いたのですが祖母も詳しくは知らないそうで………もしかしたら聞いたけど覚えてないとかなのかもしれません💧)


その方から昔、父が原因不明の体調不良になったときに近くの神社へ参拝するのと家のお墓参りに毎日行くようにと言われたり
某大杉で有名な場所まで行って湧き水を戴きに行くようにといわれた出来事がありました。


(お水は沸かして飲むようにと言われてましたね。お水に関しては親類の方が何かの方法で調べて導き出したようですが、その方法は分かりません)


そんな頃にその親類の方からお仏壇やお墓参りの際にお唱えするといいと教わったのが次のお言葉。


〇〇家先祖代々
〇〇家大先祖代々
〇〇家縁故の霊 所縁諸霊三界萬霊

※〇〇家はご自分の家の姓やお相手(親類など)の家の姓に変えて下さい。


読み方

〇〇家(け)先祖代々(せんぞだいだい)
〇〇家 大先祖代々(おおせんぞだいだい)
〇〇家 縁故の霊(えんこのれい)
所縁諸霊(しょえんしょれい) 三界萬霊(さんかいばんれい)

こちらを3回お唱え致します。


(親類の方は大きい声ではなく小さな声でお唱えしていました。声に出すのが憚れる場面では心の中でお唱えしても構いません)


ちなみに此方の文言は基本的に宗派を問わないそうですので、お盆は過ぎてしまいましたが普段のお仏壇でお唱えしたり、家族や親類などのお墓参りに行った際などにお唱えいただくと宜しいかと思います。


我が家のお仏壇には両親や配偶者のお位牌しかありませんと思われる方でも、沢山のご先祖様達から命が繋がって今の私やあなたが存在しておりますので、上記の文言をお唱えしても差し障りないかと思いますのであまり気にされずにお唱えいただけたらと思います。



この文言の素晴らしいと思うところは、お仏壇に置かれている過去帖(※過去に亡くなられたご先祖様達のお名前や戒名などが記されたもの)には様々な理由から記載漏れがあったり、代々の家族でも何らかの理由からか知らされず、分からない一族の所縁ある方などもおられたりするそうで……(意外とややこしいことがあるものだと見聞きすることがあります💧)


そういう漏れてしまっている御霊も名前などの情報が分からずともご供養できるそうなので、個人的に素晴らしいなと感じております。


昔は大火など災害で家系の分かるものが失われたりすることがままあったので有難いものだと思います。


一族やその関係の方のみではなく、人の御縁とは人の数だけ良くも悪くも無数にありますよね。
(例えば、昔の武士の家系であれば沢山の人達と戦ったりしたわけで……。そうでなくても様々ありますでしょ)


そういう御縁ある方々の御霊もご供養できるのではと個人的に解釈しております。



ちなみに。
ご供養のお言葉を記事になさりたい方がもしいらっしゃるのであれば、ご自由にどうぞ。ご報告等ももちろん不要です。


でもこの記事のリンクを貼ったり、私のブログ名や名前(十六夜)を記すのはお控え下さいませ。

(ひっそりこっそりしておきたいブログですのでご理解いただけると幸いです)





(追記)
ふと思い出したのですが、営業などで人様のお宅にお邪魔した際に、そのお宅のお仏壇に手を合わせるのはしないほうがいいと聞いたことがあります。

友人のお宅であっても基本的にお仏壇に手を合わせることはないかと思います。

理由としましては、お仏壇に手を合わせると何かしらを背負ってしまうからというようなことらしいのですが、私は詳しく存じ上げず………。
明確な説明ができません。すみません。


そういえば。子供の頃に母方の祖母から無闇矢鱈に知らないお墓や仏様(道の端にお祀りしてあるような道祖神など)を拝むな。と教えられたことがありました。
それも似たようなことなのかもしれませんね。