・第493帖・・・
海の巻を書いて知らせます
五つに咲いた桜花、五つに咲いた梅の花
初めはみな結構であったのですが
段々と時が経つに従って
役員が集まって「ワヤ」にしたのです
ワヤにしたのは気の毒なことです
神様の名を汚しているのです
大日月大神と現われたら
どんな事も厳しくなって来て
建て替えの守護と建て直しの守護に廻りますから
その覚悟はよいですか
間違った心で信心すれば信心しないより
もう一段厳しくエライ事が満ちるようになるのです
これから先ここの悪口を言って
ふれ歩く人が出て来るのです
悪口を言われ出したら
結構が近づいたのだと言ってあるでしょう
悪口は悪の「白旗」なのです
飛んで来て木(上)に止まっている小鳥は
風が吹くたびにビクビクなのです
大嵐が来ない前にねぐらに帰って下さい
大嵐は目の前なのです
ここはまず先に苦労があるのです
その苦労に勝ったら、自分に克かったら
ミタマが磨けるのです
段々と楽になって「うれし嬉し」となるのです
結構な仕組みなのです
仕組みを知らせたら邪魔が入るのです
仕組みを知らさなければ分からないままです
ですから心で受け取って下さい
世界の民の会はやれば出来るのです
やらなければ後悔するのです


  ・第494帖・・・
権小道師から上の役員さんは
神の帳面に記されるのです
「参道」は仮なのです
合わせて四十九の替えミタマは参道の仮ですから
そのつもりで良いのです
この神示は一帖、三十帖、
二帖、二十九帖という風に読み直して下さい
三十帖を一区切りとして上下を混ぜこぜにして
ひっくり返して読み直して下さい
火の守護から水の守護に変わっているのですから
水の蔭には火、火の蔭には水です
この事を忘れないで下さい
この中には化け物がいるのです
化け物に化かされないように
お蔭を落とさないようにして下さい
神はくどく気をつけておきます


  ・第495帖・・・
今までは神様も別れ別れで
勝手にしていたのでありますから
「神様の言われた事」にも
間違いとなる事があったのです
今でも神様は嘘を言われないのですが
和合が無く離れ離れでありましたから
ご自分の目で届く周りは自分の力の中では
誠であっても広い世界に出ると
間違ったことになったのです
神のお示しが違ったと言っても
その神様を悪く言わないで下さい
今の上に立つ人にも同様に
悪く言わない事です心得て下さい

今度はいよいよ一致和合して
大神様の結構な仕組みがお互いに分かって来て
大日月の神となりなされ現れなさるのです
分かりましたか
雨結構、風結構、岩結構、荒れ結構、地震結構


  ・第496帖・・・
出て来てからまた同じような事を繰り返すのです
今度は魂タマが抜けているから
グニャグニャなのです
グニャグニャ細工しか出来ないのです
細工に迷うのはいけません
神示が肚はらに入って血になると
何が起きても結構ですが
始めの内は少しの事で迷いの雲が出て
悪の虜とりこになって苦しむのです
本来悪は無いのですが
無いはずの悪を人々の心から生むのです
悪の虜とりことなって苦しむのが見えているから
苦も結構ですが不要な苦労は要らないのです
神示をよく読んで苦を楽として下さい
楽はよろこびなのです
苦のハタラキが楽なのです
楽はよろこびなのです、光です
神人共のまつりなのです
楽で岩戸開けるのです
苦しんで開く岩戸は誠の岩戸ではないのです


  ・第497帖・・・
今日までの教えは悪を殺せば
善ばかりの輝く世の中が来るという
これが「悪魔の教え」なのです
この教えに人々はすっかり騙だまされて
悪を殺すことが正しいことなのだと
信じていることの愚かさなのです
三千年の昔から幾千万の人々が
悪を殺して人類の平和を願い求めても
それははかない水の泡なのです
悪を殺しても殺しても
焼いても煮てもしゃぶっても
悪はますます増えるだけなのです
悪を殺すというそのことが「悪そのもの」と知らないのです
神の心は弥栄なのです
本来は悪も善も無いのです
ただ「御光が栄えるだけ」なのです
八股のオロチも金毛も邪気も
それはみな生ける神なのです
神の光の生んだものなのです
悪を抱き参らせ善も抱き参らせ
「あななう」所に御力の輝く時が来るのです
善も争えば悪なのです
善悪不二と言いながら
悪と善を区別して導く教えは悪なのです
ただ御光のその中に喜び迎え
善も無く悪も無い天国なのです
すべて一筋の大神のハタラキなのです悪は無いのです
世界一家の大業は地の上ばかりでなんとかなります
三千世界大和して、ただ御光に生きて下さい
生まれ赤子となりなって
光の神が説かれる誠の道を進んで下さい
誠の道に弥栄して下さい
岩戸言答明けたる今日ぞ
目出度し次の言答いわと早く明けて下さい


  ・第498帖・・・
いくら頭が良くても今までの人間心では
神の仕組みは分からないのです
帰りたくても帰れないのです
他を探しても根本の誠を伝える所はないです
泣く泣くつらい思いをしなければならないのです
くどく気を付けているのです
慢心、取り違いの鼻高の皆さん
路頭に迷わなければならないのです
一二四、結構な日に生まれたのです
この日に生まれた仕事は皆良くなるのです
この神示をよく読んでくらたら何を言わなくても
何も聞かなくてもよい事になるのです
戦争や天災では
人の心は直らないと言ってあるでしょう
今までのどんなやり方でも人の心は直らないのです
心得て下さい


  ・第499帖・・・
今度はまず心の建て直しです
どうしたら建て直るかという事を
この神示を読んで覚って下さい
今度は悪を無くしてしまうのです
悪をなくすることは善で抱き参らすことです
無くすることでは無いのです
亡ぼすことでないのです
ここのところが肝心のところですから
よく心に入れておいて下さい
この世は一つの神で治めないことには
治まらないのです
「・」で括くくるのです
人々の力ちからだけでは治まらないのです
一つの教えが出て
それぞれの枝葉が出て来るのです
今では枝から根が出て
大切な幹みきが無くなっているのです
中つ代(途中)からの神では
何も出来ないと言ってあるでしょう
神と人とが一つになって一つの王となるのです
上下揃って一つになるのです
善も悪も「あなない」して
一つの新しい善となるのです
王となるのです


  ・第500帖・・・
折角神が与えたお蔭も今の人々では荷が重いから
途中で倒れないように神示を杖として下さい
息が切れないようにして下さい
一つでも半分でも神の御用を務めたら
務め得なのです
何と言っても神ほど頼りになるものは無いと
分からないのですか
お蔭は取り得です
やぶれるのは内側からです
外からはビクともしないのです
天では月の大神様、ミヤカラス出て来ます
始末をよくして下さい
始末がよく出来れば何事も楽になって来るのです
火の焚き方から水の汲み方まで変わるのです
大切なことなのです
ウソは少しも言わないのです
この神示通りに出て来るのです
先の先の先まで見通しつかない様なことでは
こんなタンカは切れないのです
お蔭はその心の通りに与えてあるではないですか
下の神が上の神の名を語って来ることがあるのです
それが見分けられないようでは
取り違いとなるのです
十人くらいは神示を見ないで言える人を
作っておかなければならないのです


  ・第501帖・・・
誠の改心はいよいよとならなければ
出来ないものですが
出来ないことや無理でも聞かなければ
この峠は越せないこともあるのです
天も近くなり地も近くなるのです
田舎に都が出来
都に田舎が出来ると言ってあるでしょう
もう少し人々が分かって来ないと
今ビックリ箱を開けたら
助かる人は一分も無いのです
早く皆さんに知らせて下さい
神は急いでいるのですが
人々がなかなか言う事を聞かないので
物事が遅くなるばかりなのです
遅くなればますます苦しむばかりです
色はにほへど散るものです
世の乱れ、神界の乱れはイロからなのです
気をつけておきます
日の本の国を盗ろうとしても
どうにかだまして盗ろうとしても
御先祖様は何もかも
世の元からの仕組みをしていて
このことは分かっているのですから
悪のやり方は早く善にまつろって下さい
まつろえば悪も善の花が咲くのです


  ・第502帖・・・
この神は悪神だとか祟たたり神だとか人に言われ
トコトン落とされていた神なのです
言われるには言われるだけの事もあるのです
この神でさえ改心をしたのです
改心のお蔭でこの度の御用の立役者となったのです
どんな人でも改心して下さい
改心とは「まつろう」ことです
中を行くことです、分かりましたか
今度は十人並みのお蔭くらいでは
誠の信心とは言えないのです
千人万人分のお蔭を受け取って下さい
千人力を与えると言ってあるでしょう
大事なご先祖様の血統を
すべて世に落としてしまって無くしてしまって
途中からの替えミタマと渡って来たミタマを
混ぜこぜの世にしてしまって
今のあり様は何事でしょうか
まだ分からないのですか
人もグレンなのです


  ・第503帖・・・
騙だました岩戸からは騙した神が出て
ウソの世界となったのです
この道理は分かるでしょう
偽にせの神やら騙だました神やら
次々に五度の岩戸閉めと言ってあるでしょう
丹波たんばとは田庭、田庭とは日本の国です
世界の事です
丹波とは丹波一ということは
世界の中心ということです
世界の中心とは日の本ということです
君きみの国です、扶桑の国です
地場です、分かりましたか
地場を固めなければならないのです
五十鈴の川はむつの川、和合の川です
社殿やしろは八方に開く時が来たら
八尋殿やひろでんを建てて下さい
誠の八尋殿を建てるのです
何も分からない 無茶苦茶者が偉そうな名前の
「神がかり」をして何も知らない人を
たぶらかしていますが今に尾尻を出して来るのです
尾尻を捕まれないうちに改心して
神の道に従って来て下さい


  ・第504帖・・・
神は人には見えないので
頼りないものでありますが
頼りないのが実は頼りになるのです
外国行きとは幽界行きのことです
時節が来てはいますが人間心で急いではいけません
急ぐと失敗するのです
あちらに一人こちらに一人だけ残るという様な
むごいことにしなければならないように
なっているのですから
一人でも多く助けたい親の心を汲み取って
早く言う事を聞くものです
ここまで神示通りに出ていても
まだ分からないのでしょうか
疑うのもあんまりなのです
地に高天原が出来るのです
天の神が地に降りなされて
地の神と御一体と成りなされ
大日月の神と現われなさる日となった
結構なことなのです
肉体のことは何とか分かるでしょう
たまは分からないでしょう
永遠に霊たまは生き通しですから
たまの因縁のことを分かる所は
ここの神示より他にはいくら探しても無いのです


  ・第505帖・・・
表に出ている神々様に和合してもらって
世の建て替えに取り掛かって下さい
苦労無しには何事も成就しないのです
苦を楽しんで下さい
この世を乱したのは神界からです
この世を乱した者が
この世を直さねばならないのです
この道理は分かるでしょう
建て直しの御用に使うミタマは
この世を乱した神々様なのです
秘密は秘密で無いのです、火水です
明らかな光なのです
火水の誠を悪神に誑たぶらかされて
分からなくなったので
秘密となったのです
秘密は必ず現れて来るのです
あと七つの集団が出来るのです
一には🌀うずの印をつけて下さい
この世の一切のことを建て替えるのです
神の道も変えるのです
心の置き処どころも変えるのです


  ・第506帖・・・
何も分からない枝葉の神に使われていると
気の毒なことが起きるのです
早く枝葉の神と共にここに参って
誠の言葉を聞いて早く誠に立ち返って下さい
誠とは
〇一二三四五六七八九十です
一二三四五六七八は隠れているのです
縁があればこそ皆さんを引き寄せたのです
この度の二度と無い大手柄の
差し添えとなって下さい差し添えになれる
 因縁の尊い因縁を壊さないで下さいよく見て見ることです
真っ只中になったなら学問でも知恵でも
お金でもどうにもならない
見当が取れないことになるのです
今は神を見下げて人が上になっていますが
そうなってから神に助けてくれと言っても
時が過ぎているので
時の神様が許さないのです
誠になっていれば何事も順調に行くのです


  ・第507帖・・・
学や知恵やお金がチラチラ出るようでは
まだ誠が磨けていないのです
今の法律でも教育でも兵隊でも
宗教でもこの世は建て直らないのです
新しい光が生まれて世界を救うのです
新しい光とはこの神示です
この神が光です
七つの花が八つに咲くのです
この神示は八通りに読めるのです
七通りまでは今の人々でもなんとか分かるのですが
八通り目は中々難しいです
一厘が隠してあるのです
隠したものは現れるのです
現われているのです
何でも無いことが中々なのです
分かりましたか


  ・第508帖・・・
今ここを離れた人は
ここが良くなったと言って帰ることは
恥ずかしいことになるので
帰って来ても変な事になるのです
今の内に早く立ちかえって御用をするのは結構です
世界に人々には分からない珍しい事を出すのです
すべてこの神の仕組みですから
変わったことや分からないことが
いよいよ出て来たら
神代が近づいたのです

役員は神示が肚に入った人がなるのです
役員のミタマはたくさんあるのですが
神示を読まなければ役員にはなれないのです
役員になっても「スコタン」ばかり
長い間世に落ちていた神人神々様を
世に上げなければ世の中は良くならないのです
軽く見るから分からないのです
人も軽く見てはいけないのです


  ・第509帖・・・
天地がひっくり返るということは
ミタマがひっくり返ることを言うのです
神示を読んで聞かせて下さい
目も鼻も開けていられない事が
建て替えの最中になると出て来るのです
信仰の人と無信仰の人と
いよいよ立て分けの時なのです
誠一つで生き神様に仕え奉って下さい


  ・第510帖・・・
人間の我では通用しない時となったぐらい
分っているでしょう
早く我を捨ててこの神について参って下さい
素直にすれば楽に行けるのです
大峠が越せるのです
時節の仕組みはなかなか人々には分からないのです
悪を抱き参らすためには
我が子にまで天の咎とがを負わせて
善の地の先祖まで押し込めなければ
一応悪を抱くことは出来ないのです
ここの秘密を知る者は天の御先祖様と
地の御先祖様より他には無いのであります
自分が自分がと早く出世したい様な心では
心を変えないと人々には御用は難しいのです

神には分け隔ては無いのです
分け隔ては人々の心にあるのです
この道は因縁がないと分からない
難しい道なのですがこの道を貫かなければ
世界は一平ひとたいらと成らないのです
縁がある人は勇んで行けるのです
神が守るのでお蔭は万倍です
神の帳面は間違いないのです
思う様にならないのは
思う様にならない時に
自分の心に聞いてみるのが良いのです

神の仕組みは変わらないのですが
この世では人々の心次第で
良くも悪くも出て来るのです
仕事は変わらないのですが
出て来るものが変わるのです
悪くなると皆さんが気の毒ですから
くどく言っているのです


  ・第511帖・・・
耳に一二三を聞かせるのです
いよいよ耳身実に聞かせる時なのです
それぞれ人に応じて時に応じて
口から耳に肚から肚に知らせて下さい
とても爽やかでとても清々しいのです
言答いわとが開けました
二十三巻でこの神の神示の終わりです
終わりの終わりです
後の七巻は他から出してあるのです
いずれは分かって来るのです
合わせて三十の巻です
それが一つの節ふしです
岡本天明の耳御身に聞かせるのです
よきに計らって下さい
この行はなかなか難しいです