こんにちは。



中学受験を終えて今後はどこに目標を置いていけば良いかを最近考えるようになりました。



中学受験の期間はどうしても目の前の志望校を目標に勉強だけをやってきたというのが感想です。




今は、ある意味選択肢が増えたのが少し余計な事を考えてしまいます。




ローカル話にはなりますが、兵庫県の高校入試で目指す学校は大きく3種類に分かれると思っています。



①県立•公立高校


②私立高校


③国立•公立の高専




まずは、①から


昔よりは範囲が広い学区になり選択できる学校が増えた。さらに2024年9月からは神戸市では通学費が無償になる。



従来と違うところは全額補助。但し、神戸市に居住している自宅から神戸市にある学校だけが対象。

神戸市もうまく考えたものだなと感心しました。



ここで対象外になる人気校(中学受験)を挙げると、

•甲陽学院(西宮市)

•神戸女学院(西宮市)

•白陵(高砂市)※高校入試もあるが募集は毎年4.5人程度

•三田学園(三田市)

•雲雀丘学園(宝塚市)




このあたりが神戸市在住のご家庭で通学できる範囲の学校だと思います。

まぁ、通学費ぐらいと思われる人もいるかも知れませんが、ちりも積もればなんとやらですよ爆笑

※大阪、京都、奈良の他府県はどうしようもないので払ってください…




ここまでは、中学受験に関わることですが、高校入試になると面白い現象が起きると思っています。





シャッフルが起こる




おそらく神戸市はそれも想定してだと思われる。



神戸市の人口統計のホームページをご覧頂くと年齢別•地域別の人口がわかります。

https://www.city.kobe.lg.jp/a47946/shise/toke/toukei/jinkou/index.html




神戸市は、

0〜14歳人口が169,311人です。

※2/15現在(2024年)

さらに、

《東側エリア》

東灘区〜兵庫区 66,504人


《西側エリア》

長田区〜西区  79,157人


《北側》

北区      23,650人


東側と西側で人口差12,653人もあります。

※北区は両エリアとも同じぐらいの通学時間



神戸市は東西に広がった町を形成していますので、どうしても三宮周辺を中心に東西に別れてしまいます。

また、西側エリアをバブル時期前あたりから開発して、居住できるエリアを造った為に西側人口が増えた。



これは、住んでいる地域の人々の意識でも明白です。

東灘〜兵庫区までの地域は神戸高校をトップに志望校をその住んでいる範囲で決めます。

長田区〜西区までは、長田高校をトップに志望校をその住んでいる範囲で決めます。


理由は、通学時間が掛かるのと交通費が高い。だと思われます。



その理由の一つの交通費が無くなれば多少は東西の人口移動が発生するのではないかと思っています。



先日発表された今年の兵庫高等学校の志願倍率が数字として出ているのかも知れません。



※西側エリアのNo.2の学校で、私服、校則など自由で自立心を培うことができる学校です。

東側エリアにこのような学校は存在しません。

ちなみに西側トップの長田高校も私服、校則自由な校風です。



今後は、

西側エリアから神戸高校あたりを目指す。

東側エリアから長田高校あたりを目指す。


※本当は神戸高校を目指したいと西側エリアの方々もいると想像してます。特に昔から神戸に住んでおられる方は。

ですが、通学時間が交通費が…、長田高校があるからそこ目指せば良いか。となっているのでは。

勝手な想像です。


現実的には、兵庫県と言えば灘と神戸高校なのも事実です。

戦前戦後あたりまで遡れば神戸高校の方が優秀です。


また残念ながら首都圏で長田高校と言っても、その優秀さが伝わりません。

非常に秀才が集う学校だと認識しています。


ただ、兵庫県の学校と言うのでさえ伝わらないのが現実です…経験談。



という流れが起きそうな予感がします。





長くなりましたので、このあたりで。

お読み頂いた方々、ありがとうございましたビックリマーク