メディア営業、いわゆる媒体営業視点になります。
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■ユーザーの生態系(利用導線)を考える
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クライアント、代理店が「やりたい!」と言っていることをそのままカタチにするのではなく、
メディア運営者として、ユーザーの利用導線の中で、それをどう実現するかを考える。
「やりたい!」をそのままカタチにして、ユーザーをとらえてなければ、調整だけが大変で、やってみると効果がないみたいな話はよくあります。
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■納品(実現)イメージを徹底的に落とし込む
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「企画ページで、ネタ振りをして、クチコミを書かせて・・・・。」的な話で陥りがちなのが、
そこに、「どんな」ネタ振りをして、「どんな」クチコミを書いてもらいたいのかという視点。
そこまで話さなくても、提案自体は、決まることはありますが、ここの
落とし込みができていないと、決まってからが大変ということはよくあります。
メディア営業として、決めることがゴールではなく、納品して、
運用して、振返って、リピートしてもらうことがゴールということを意識する。
自分の中で、企画の一通りの流れを落とし込んで、リアルにしておくが大事。
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■不幸になる人がいないようにする
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企画を通して、不幸になる人を作らない。この視点が、一番大事かもしれないです。
関係者といえば、広告主、代理店、メディア、ユーザーになります。
メディアの中でいえば、
制作ディレクター、プロダクト担当者、サービスのプロデューサー、アシスタントさん、業推さんなど、1案件でも企画が大きくなれば、なるほどかかわる人はとても多いです。
メディア営業視点での関係者の「不幸」とは
広告主、代理店にとっては、
大きな投資をしたのに、KPIがぜんぜん合わない。そもそも、できると言っていたことができない。
制作ディレクターにとっては、
スケジュールが短すぎる、つまってないことが多すぎる。寝れない、帰れない的な。
プロダクト担当者にとっては、
無茶な握り、決まってから知る驚愕な事実が存在していたなど。
サービスのプロデューサーにとっては、
ユーザー視点が全く以って無視された設計になっており、
「●●●●万で決まってるので、やるしかないので、やってくれ!」的なコミュニケーションをされる。
ユーザーにとっては、
ただただ、ウザいだけで、何も伝わってこない。今すぐ、消えて欲しいと感じてしまう。
制作ディレクション、調整、納品、運用まで
全部、自分でやるとしたら、不幸と感じずにできるか?という視点で考えるのが大事だと思います。
以上、無理矢理3つに絞って、メディア営業の最前線にいた2年ぐらい前を思い出して書いてみました。
こんなにがんばっている&粘っているメディア営業部隊は他にないと思うので
この組織で大きな成果を出したい。そして、自分も最前線に立つ覚悟でがんばります。
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同期の中里氏が書いた本。
やや斜に構えていて、とっつきにくそうな雰囲気を出していますが、話すといいやつです。
共通ミッションで一緒に働いてみたかったな。
本文中にも書いてあるけど、サイバーエージェントが展開している事業で、だいたいのことは経験しているキャリアだなと思いました。自分はかなり偏りがあるだけにうらやましいような気もちょっとする。
同期なだけに、まさに振り返り的な感じで、一気に読めました。
確かに、サクッと読み終えることができて、たくさんの冊数を読めたほうが満足度は高い。
中里氏、大応援してます!がんばれ!
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フェイスブック、ツイッター、ドロップボックスなどを爆発的に成長させることに貢献したグロースハッカーと呼ばれる職種の人について、書かれている本です。具体的な手法も事例を交えて、紹介されています。
「グロースハックとは、ツールキットというよりも、マインドセット(考え方)だ」
というアローン・ジーンというグロースハッカーの言葉があるのですが、これがまさに、この若干バズワード的に広がっているグロースハックという言葉を言いえているように思いました。
広告プロダクト開発に従事していますが、考え方を変えて、新しいものをカタチにしていくという気概が必要ですね。
あけましておめでとうございます。2014年もよろしくお願いします。
年末、書けなかったので、振返りと2014年についてを書いておこうと思います。
2013年の振返りは、
①サービス作りの難しさ
2013年の前半は、年末にリリースした新課金サービスの運用、改善をひたすらおこなっていました。初めてのトライが多く、うまくいかないこと、狙い通りいかないことの連発で、正直大変でした。
初めて、ゼロからサービスを立ち上げさせてもらい、結果としては、失敗してしまいましたが、多くのことを学ぶことができました。また、新卒から5年間、アメーバの広告営業しか知らなかった自分が、ユーザーサービスの現場を知ることができたのは、非常に有益な経験となりました。しっかり、組織に還元していきたいと思います。
②広告プロダクト作りの難しさ
2013年9月より、あした会議での決議により、アメーバの広告部門に戻って、収穫期に入ったアメーバのコミュニティサービスを収益化させるべく、新ミッションに取り組みました。
与件に対して、アメーバをどう活用すればよいのか?というフリーのプランニングは、得意でしたが、誰でも売ることができ、設定したKPIに対して、効果の出る広告プロダクト作りは自分が当初予想していたよりも、難易度が高く、苦戦しました。
最初に、このミッションの難易度の高さを見誤ったのが、初速の遅れにつながったと反省しています。また、それを関係者にしっかり伝えることもうまくできなかったのも反省点です。
アメーバは、他の多くのメディアと違い収益化の手法を1つに頼ることなく、ゲーム課金、PC課金、広告、ECなど幅広く設定しています。それ故、広告ひとりよがりの設計はできません。それによって、広告が売れて、広告収益が伸びたとしても、ゲーム課金が落ち込んでしまっては元も子もないという話で。アメーバ全体を見渡しての発想が重要になります。これが、言うは易し、行うは難しで、引き続き悪戦苦闘しています。
2014年の目標は、
①コミュニティ収益化
これは、引き続きのミッションですが、しっかり成果を出したいと思います。市場からのニーズは、確実にありますので、これをしっかり、ものにしたいです。
昨年、後半にかけて盛り上がりをみせた、ネイティブ広告、コンテンツ広告の領域にも、アメーバとしてしっかり張っていきたいと思います。サービスの立ち上げと運用の経験をしっかり生かしたいです。
予想以上の制約に、絶望することも多々ありますが、それを楽しみ、そして、成果を出して、その絶望を笑い話にしていく予定です。
②昇格
これは、成果ありきのことで、目標にすべきことではないと思いますが、「狙ってるぞ!」ということを伝えるためにも書いておきます。
やりたいことは広告部門に、プランニングに特化した組織をつくり、企画でアメーバの広告プロダクトの効果を最大化させる。になります。アメーバらしい広告のプロダクトの領域は、局長が兼務していますので、まずは、そのポジションに早く就こうと思います。
これに関しては、初心に帰り新卒ばりに、ガツガツ狙っていこうと思います。
③定期的な運動
これは、目標というか、TODO的に行っていきたいです。
30歳になり、体重も新卒の時に比べて5キロほど増量しており、年末には、おそらくぎっくり腰になり、体の衰えを実感しております。
いきなり、がっとやっても続かないのは、明らかなので、ちょっとずつ地道に継続していきたいと思います。そして、健康的な体にしたいです。
2014年も、自分らしく、がんばります。よろしくお願いします!


