今回は、「英語で日記をつけるのが効果的な理由」です！
「英語を身につけたければ、英語で日記をつけるといい」とはよく言われますが、みなさんはなぜそうなのか、理由はご存知でしょうか？
理由はいくつかあるのですが、英語で日記をつける、ということには、「日本語を介さずに、英語での発想を養うこと」、そして「スピーキングの擬似訓練を行うこと」の２つに特に大きな意味があります。
実際にやってみるとわかりますが、英語ではじめて日記をつけようとすると、どうしても日本語で考えてしまい、それを「いかに英語に訳すか」というかたちになってしまいます。
これは、最初から英語で考えることは難しい、ということですが、逆にいえば「最初から英語で考えられる」状態こそが、目指すべき状態なのです（ちなみに、私のオススメしている分解話法（２文型メソッド） では、必ず英語の語順で言葉が出せるように練習します）。
よって、日記をつけながら英語学習を進めることで、今の自分がどれだけ「英語発想でそのまま考えられるか」をチェックしていくことができます。
もちろん、インプットの量が増え、慣れてくれば、日本語を考えずに、自然に英語が出てくるようになります。こういった変化を感じるには英語で日記を定期的につけることがとても有効です。
また、日記を書くという行為は、自分の考えを「英語の語順で」アウトプットすることなので、これがそのままスピーキングの訓練にもなります。
一人で英語でしゃべり続ける訓練に比べれば、英語で日記をつけることのほうがはるかにハードルが低いはずです。
アウトプットの訓練は必ずしも相手が必要というわけではありません。むしろ、ある程度の力がつくまでは、自分の書いた文章を添削してもらい、それを音読暗唱することでも、かなりのスピーキング力をつけることが可能です。
このような理由があるので、英語で日記をつけることが広く薦められています。実際、私の生徒さんも大多数が英文日記に取り組んでいます。まずは一日２、３行でもいいから自分で英語のアウトプットをしてみる・・、実はそこからが本当のアウトプット力（自分の言いたいことを自分で表現する力）をつけるための重要な作業になるのですね。
ちなみに、相手の話に反応するだけで終わるのではなく、しっかり自分からトークを動かしていく力は、型にはまったパターン練習だけでは培うことが難しいので、そういった意味でも、英文日記を利用した練習が非常に効果的です。
しかし、英文日記をつけるといっても、最初から難しい内容にする必要は一切ありません。私が生徒さんにオススメしているのは、「まずは書きたいことではなく、書けることを書く」というスタイルです。
たとえば・・。
July 12
I got up at 7am.
I went to work by train.
I worked from 8am to 7pm.
I was busy today!
のような基本スタイルを崩さずに、最初は毎日ほとんど同じ内容で全く構わないので、繰り返し繰り返し書いていきます。（その日の起床時刻や行った場所が変わるくらいで全然ＯＫです。）
たとえ同じ内容の繰り返しになっていても、それだけ書いていれば「文章ごと覚えてしまう」ので、フリートークの際にもそのまましっかりした文章が口から出てくるようになってきます。そして、続けていれば書くときに必要な時間もどんどん短縮でき、中学レベルの文法など、骨組みがしっかりしていけば少しづつアレンジも加えていけます。
このようにして、英語の語順や英語での表現の仕方に慣れていくと、徐々に英語だけで考えることも可能になってきます。
また、石原真弓さんの「はじめて英語で日記を書いてみる（ベレ出版）」などは、私も多くの生徒さんにスターター教材として使っていただいている素晴らしい書籍ですのでぜひ参考にしてみてください。
あとは、可能であれば添削を受けて、直された英文日記をしっかり音読練習、そしてそのままフリートークにつなげることに挑戦してみましょう。そうすれば、いろんなテーマに対応できる真の日常会話力（自由発話に強いフリートーク力）が必ず身につきますので、スピーキング力をもっと伸ばしたい人はぜひお試しを！
【作者について】
新宿やオンライン（Zoom）などを中心に、あなたの英語を「ゼロから外資レベルまで引き上げる」初心者専門の出張プライベート英語教師をしています！
マンツーマン指導暦10年、大手金融機関や外資系企業など取引多数で、運営ツイッターのフォロワー数が３万人超など、数々の実績をあげている、ベテラン英語教師が、あなたのオフィス、会議室、ご自宅、カフェ、オンラインなど、どこでも出張します（1時間4000円より＊入会金不要、レッスンはお試しの１回（無料）のみからお受けいただけます←マンツーマンでは大手スクールのほぼ半額、紹介中心のフリーランスでやっているからこそできる破格の料金設定ですが、現在予定が少々詰まっていますので時間帯によってはご対応できない場合もございます。ご了承ください。スケジュールのお問い合わせはこちらまで）
ちなみに当方ＴＯＥＩＣ９４０（リスニング満点）、英検準一級、マンツーマン講師暦１０年、ビジネス英語の使用暦が4年（ネイティブ講師の評価、採用、指導なども担当）、留学経験アリ、発音は完全ネイティブです。＊発音が気になる方はこちら
あなたは１年後に結果を出しますか？それとも後悔しますか？
英語の習得には１～３年は最低必要です。ですので、結果が出るのは「早くても」１年後～３年後になります。
本気であれば、なるべく早く取り組み始めることをオススメします（もちろん、マンツーマンレッスンには相性もあります。独学という手もありますが、学習継続に有利な講師との「定期的なレッスン」は意外と重要で、三日坊主を防ぐ効果も大です。）
今まで１０年間いろんな生徒さんを見てきたからこそ断言できますし、老婆心からも本当にそう思います。忙しい社会人であればなおさら勉強時間の確保も大変なので、習得まで時間がかかります。
英語はただなんとなく会話したり、ブロークンなままひたすらアウトプット練習を続けても、効率よく身につけることができないのが実情です（事実、ネイティブとのフリートークだけでは結局伸びなかったという生徒さんが毎年多数私のもとへ集まっております）。
ですので、フリートークだけでなく、プロが組み立てるプログラムに沿って、基本語彙のボキャビル、アウトプットに必要な基本文法のやりなおし、通じる発音、英文日記の添削など、スピーキングにきちんとつながるアウトプット練習にもしっかりと、地道に取り組むことが大切だと考えています。
幸い、この考えにご賛同いただける方に選ばれ続けて、結果を出すお手伝いをさせていただいております。経験上からも、ここをどうするかが、1年後、2年後に本当に実力をつけて結果を出せるかどうかの分かれ目になると確信しています。（＊当方、シュリーマンメソッド、２文型メソッドといった王道的な手法や各種TOEIC対策用テキストなども取り入れております）
こういった要素は全て、スポーツで言えば筋トレや走り込み、技術知識の習得やイメージトレーニングなどに相当します。初心者がただひたすら試合をするだけでは体力をいたずらに消費するだけで「結果」は遠のきますし、そのままブロークンで骨のない、不安定な英語で終わってしまいます。ですが、過去１０年以上、スキルアップを目指す学生さんから、日常的に英語を使う経営者の方まで指導しているプロに任せていただければそこは間違いありません。挫折することなく最後までやり抜けるようサポートします。
ネイティブと話せるようになりたい人、映画を字幕なしで楽しみたい人、将来ビジネスで英語を使えるようになりたい人、ＴＯＥＩＣで２００点以上アップしたい人、中学校レベルの基本文法からやり直したい人、キレイな発音を身につけたい人、会社の英語化に備えたい人、ボキャ貧で困っている人、そもそも何からはじめたらいいかわからない人・・。本気なら、スタート地点がどんなに低くてもウェルカムです！
最初はみなさん初心者でした。もし英語の習得に興味のある方がいらっしゃいましたら、いつでもお気軽にあいさつメッセージをください。中学校レベルの英文法など、本当に「ゼロ」から教えられることも初心者専門の強みです。
スケジュールの関係上、基本的にはご紹介のあるかたを優先させていただいていますが、ひょっとしたら、何かご協力できることがあるかもしれません。よろしくお願いいたします。学習法などのご相談、応援、感想、あいさつメッセージ、無料体験レッスンなどに興味のある方はこちら、もしくはsamuraisword77@hotmail.comまで。
指導実績（１０年）：技術者、外資系会社員、官公庁職員、経営者、金融系会社員、銀行員、一級建築士、アパレル系会社員、デザイナー、美容師、医師、看護師、大学生、大学院生、大学職員、ダンサー、モデル、貿易事務、ＳＥ、エステティシャンなど・・。
対応可能テキスト（レベルに応じて段階的に進めます）：速読速聴英単語Basic, Daily, Core, Business, 短期集中講座!TOEIC TESTリスニング 、英単語・熟語ダイアローグ１２００、１８００、中学文法おさらいテキスト、中学3年間の英語で身につける日常会話、DUO3.0、はじめて英語で日記を書いてみる、新TOEIC TEST 出る順で学ぶボキャブラリー990、TOEICテスト出る語句1800+、英会話1000本ノック<ビジネス編>、ビジネスパーソンが必ず使う英語表現２０４ 、英会話ペラペラビジネス100 、NHK実践ビジネス英語など・・。