英語・英会話学習において、文法がキライだ、という人は多いようです。しかし、逆に「伸びる人ほど文法がしっかりしている」という事実もあります。
英語が話せるようになるためには、中学レベルまでの文法が非常に重要です。ですが、実際は中学生活3年間に「どのくらいまじめに英語の授業を受けていたか」によって、けっこうな個人差ができてしまっているようです。
もし、文法がキライだというかたは、文法なしで英会話をやろうとするのは、いつまでも「ブロークンな英語で通す」ということなんだと理解をして、覚悟を決めてください。
なので、その場しのぎなどではなく、きちんとした英語を話せるようになりたい、という方には文法は絶対に必要だと断言しておきます。
そもそも文法とは、「覚えた単語を、意味の通じる語順で並べるための基本ルール」です。一見同じような文章でも、語順を少し変えただけで意味が変わってしまったり、通じなくなったりすることがあります。
こうした部分が、「文法は面倒くさい」と思われてしまう所以なのかもしれませんが、逆にいえば、「少し変えるだけで意味を調整できる」ということにもなります。
理想論をいえば、自分で英語を勉強していて、「なぜこの文章はこんな意味になるのだろう・・?」と疑問を持って、文法を調べようとするのが一番いいと思います。
そうすれば、自然に興味も出てきて、文法が英語学習の基礎として欠かせないものだと身をもって感じることができるのではないでしょうか。
また、文法というのは実は完璧ではありません。そもそも言語というのは理屈だけでは説明がつかない不確定なグレーゾーンをたくさん持っています。そういう意味では、「文法」というのは私たちが考えた「後付け」に過ぎません。
なので、「もともといろんな例外もあるんだ。だから文法も大事だけど、少しくらいなら間違えてもかまわない。」というスタンスで学習に臨んでください。
そうすれば、文法に過度に固執することもなく、ほどよい感じでスピーキング力やリスニング力にも磨きがかかっていくはずです!
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