久しぶりにかいた旅行記はやっぱりインド!!
こんばんは。
旅行のブログなんて言いつつも旅日記なんてぜ~んぜんアップしていませんでした。
それと言うのも旅のブログなんて、情報系以外はほとんど役に立たないのです。
と言う訳で書くのも面倒臭くなってしまいました。
今日は久々に旅の日記を読んでたら、過去の自分の考察が気持ち悪かったので、ちょっくら書いてみようという気持ちになりました。
今日の舞台はインドのコーチンです。名古屋コーチンのコーチンです。
当時の日記にはバスでインドのシリコンバレー:バンガロールから12.5時間かけて移動した。
と書いてあります。
下の写真はコーチンのバススタンドからちょっと行った大通り。
かなり大きな町です。
安宿なんてありゃしません。
安食堂もありません。お店がたくさん立ち並びます。
日記にはこうあります。
「ホテルが見つかんない。とりあえず駅前にはいけないし暑い。バス停前は全滅。もしかしたら外人は止めたがらないのかもしれない。」
だ、そうです。
コーチンの鉄道駅近くには安宿があるけれど、バス停近くには、高そうな宿しかなくて
仕方なしに言ってみても「NO!NO!NO!」だったのですね。
しかし僕はこのとき髭面で日焼けしていて、首に手ぬぐいを巻いていたので、それが原因だったのかもしれません。
良い役たどり着いた駅前旅館は「LUCIYA」
めちゃ高級そうなホテルで、はっきり言って日本のビジネスホテルよりは品がよかったです。
ポーターもいましたし、フロントも英語ばっちりでした。
でもこの部屋でトイレ、洗面所、ファン付きで161ルピーでした。かなりの値打ちの部屋です。
さて町を散策すると、このコーチン、驚くほど都会です。
インド映画を見ていると、ムンバイ在住の主人公が歌って踊るシーンになると突然コーチン瞬間移動したりします。
さて、このコーチンではジェッティーというスピードボートのような乗り物で移動をして、「フォートコーチン」と言う場所に移動します。
なかなか風情のあるところに到着です。
そう!風情があるのです。
コーチンは昔からユダヤ人が貿易地としていたので、ユダヤ人街がジュータウンとして存在しています。
ユダヤ人街は、どの国でも、われわれ日本人には少し懐かしさを覚える町並みです。
ええ!風情があります。
つまり観光地化されているのです。
おもいっきり観光地化!!
欧米人ばっかし!!
といっても上の写真など、観光地から外れると、そんな事は無いのですが。
上の写真では、静かで涼しげで落ち着いた印象を受けますが、建物の裏手などはバリバリ観光地でみやげ物屋とネット屋、バーなんかがひしめき合っています。
そしてコレが目玉の「チャイニーズフィッシングネット」
貿易の盛んだったコーチンに中国人から伝わった漁獲方法です。
あみを海面に沈めて行います。
すごく大掛かりでデカイのです。
お姉さんがやりたい、やりたいと言うので…
みんなであみを引き上げることになりました。
僕は何をしていたかと言うと、横に立って見ていただけです。
僕はまったくアクティブではないのです。
欧米人も知り合いでもなんでもありません。
そして日記にはこう書いてあります
「フォートコーチンには欧米人がたくさんいた。日本人は2人いた。ケララ(コーチンのあるインドの州)は欧米人がたくさんいるので楽しくない街に思える。
欧米人たくさん→欧米化された街(バー、高いホテル、高いレストランにまずい飯、高い水)→つまらん街
日本人たくさん→安い飯、安い宿、いごこち満点」
と書いてあります。
いくらなんでも酷すぎます。
たしかに海沿いにはシーフードレストランもあって街中の食堂よりは少々お高いかんじでした。
しかし、それはその場で食べることに意味があるのです。
チャイニーズフィッシングネットも
「欧米人はなんでもやりたがるなぁ!」
なんて思わずに、自分もやれば良いのです。
そんな僕はつまらん、つまらんと言いながら…
旅先では日常の先入観を忘れて、つっこんで行ったほうが良いです。
意外と目からうろこが落ちる結果になるかもしれません。
今見ると、僕もネットを引き上げて海沿いのレストランで魚で一杯飲んだほうがよかったです。
そういえば、この街にはボーリング場があると言われていたのですが
僕が言った頃にはありませんでいた。
どんなところだったのでしょうか??
と、こんなところでお終いです。
- 旅行人 2006年冬号ディープ・サウス・インディア/著者不明
- ¥1,029
- Amazon.co.jp
- インド旅行記〈2〉南インド編 (幻冬舎文庫)/中谷 美紀
- ¥520
- Amazon.co.jp
- ごちそうはバナナの葉の上に―南インド菜食料理紀行 (いんど・いんどシリーズ)/渡辺 玲
- ¥1,680
- Amazon.co.jp
- 河童が覗いたインド (新潮文庫)/妹尾 河童
- ¥620
- Amazon.co.jp
- D28 地球の歩き方 インド 2009~2010/地球の歩き方編集室
- ¥1,890
- Amazon.co.jp