ヤッターマンのミニミニチョロQをご紹介!唯一のゼロ立体化!
劇場版ヤッターマンの内容は非常に良かったのですが、オモチャ的にはかなり残念な結果になってしまいました。
そもそもタカトミは当初からよく解らない関連商品を怒涛のラインナップで市場に送り出し、どういう層に向けてアピールしているのかが良くわかりません。
売れないようにみえますが…
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年末商戦ではヤッターアンコウのみを投入して完売になり放送期間中にも関わらずペリカンとアンコウは再販まではプレミア価格になる異例の事態がおこりました。
その時点から既に継続商品の販売プランは無かったものと想像します。
しかしヤッターマンは当初から70話の放送予定だったので始めからこのような販売計画だったのかやっぱり打ち切りを前提としてタカトミが玩具ラインの撤退したのか真実が見えてきません。
今日は劇場版ヤッターマンの販促商品ミニミニチョロQをご紹介します。
まずはヤッターワンです。
この顔の造詣からみると本編終了後のミニコーナーのディフォルメされたデザインの再現ですね。
足が異常にでかいのですが、チョロQのディフォルメ故でありですね。
こちらがヤッターペリカンです。
ペリカンは未来世界で製造されたメカで全体にシャープなデザインです。
ディフォルメで丸っこくなると旧ヤッターペリカンのデザインに近くなった気がします。
ヤッターアンコウです。
当初はジョイマンのネップネタを披露していたのですは今は詩吟を吟じるようになってポッポポッポ言うようになったヤッターアンコウ。
以前も僕は最悪と言っていましたが、こういうのは再放送で繰り返すと素ネタが風化するんですよね。
ペリカンの「飛びます飛びます」は誰もが知っている永遠不変なネタなのですが。
造詣はよくディフォルメされていると思います。
「ヤッターワン発進だじ~ん。」
とうとうメカを収納できるジンベエは発売されませんでした。
しかしスケールはあっていないにしろこれだけで満足です。
オモチャの宣伝アニメでもないのにメカをカッコよく見せる演出をすることはかなり凄いと思います。
「欲しい!発売まだ~?!」と思うことって最近はあまりないので。
旧ヤッターマンはワンペリカンアンコウ時代よりもメカ選択発進時代のほうが商品も抱負でアニメ自体も話しに多様性がありました。リメイク版でそれをしだしたのは最近です。
しかも商品展開は不可能という時期にその展開を持って来たのは、一体誰が悪かったのでしょうか?
アニメと映画は、当初のグダグダの状態から考えると最高の状態で追われるのですがマーケティング的には始めから最後まで最悪だったと思います。
結局「おだてブタ」なんですね。商品を出せば「ブタ」なんです。
確かにボカンとブタは切っても切り離せませんが、今はそれはそんなに重要でないと思います。
「全国の女子高生=ボヤッキー」も昔は「まさにそれ!」でしたが、今はまったく通用しないのも同様だと思います。
今回のヤッターマンはメカのキャラが立っていたことが印象に残ります。あと八奈見さんの「本人をしらないけれど真面目に演じるモノマネ」はギャグとしても面白いかったと思います。
せっかく新しい色を出せたのにそれを商品にするどころか、これまでの(あまり受け入れられていない)売りをギャグでも商品でも押し付けたのは何故なんでしょうか?
劇中でもヤッターメカとして生まれながらも、パ・ズールにより兵器として改造されボヤッキーが完成させました。兵器として誕生させられた悲劇的なメカです。
自我はあるように見えました。吼えたりしていましたし。
仕方ないのですがヤッターワンをぶった切ったり、回転して攻撃してきたしっぽの刀が余り目立っていません。残念です。
「ゼロ!ヤッターワンにとどめをさせ!」
ここにナイスタイミングで…(以下白文字)ヤッタードラゴンの登場です。
正義の心を取り戻りたヤッターワンとゼロの一騎打ちです。
ビックリドッキリメカではなく、実力でゼロに打ち勝ったヤッターワン(ヤッターワンには放水とチンジャラ砲しかないのに…)
ゼロとワンの外装がはがれて、コブシをあわせながらキングに融合していゆくシーンは往年のロボットアニメを見ているようで良かったです。
そして「あぁかい仮面に燃~えあンがるぅ~!」と来ると!
久しぶりに骨太のアニメ映画をみた感じがします。
勿論タカラトミーの技術ならば「ゼロがばらばらになりワンにパーツを装着してキングになるオモチャ」も「キングが四足モードに完全変形するオモチャ」も「メカを艦載できるジンベエ」も作る技術力は十分にあるので、ヤッターマンに力を入れてもらえなかったことは、本当に残念に思います。
メーカーと読売テレビとタツノコサイドで何があったが語られるのはもっと後の事なんでしょうね。
とこんなところでお終いです!
また明日!