インドで軟禁!興味本位もほどほどに!
こんにちは。
さて今日はインドマフィアのお話をしましょう。
僕はこのとき先輩パッカーと一緒にバラナシに滞在していました。
その人はひょうひょうとしていながらも芯の通った人でした。
僕は敬意を表して先生と呼んでいました。
その先生が言うには
「マフィアは人買いをやっていて、その気になればずらっとXXXを揃える。」
と言うのです。
21世紀の世の中にそんな野蛮なことがあるものかと思いますが、
あると言うのです。
どうすればマフィアに会えるのかと聞けば
「向こうからやってくるものですよ。」
と言われました。
でもマフィアといっても自称マフィアなのでどの程度か知らないということでした。
次の日朝僕たちはガート(ガンジス河沿い)を歩いておりました。
するとインド人のチンピラの若者が話しかけてきます。
「お兄さんたち!何探してるの?」
ここで「何も!」「別に」と言えば、「ああそう、バイバイ!」
でおしまいです。
でもここで言ってはいけないフレーズを…
「ああ、XXXとハッパだよ。」
するとチンピラも意気込んで
「よし!ボスに合わせてやる!付いて来い!」
一抹の不安を感じながら僕はチンピラに案内されるままにボスのところに行きました。
普通の民家の屋根裏部屋でした。
階段を上がっていくときから、もう怖くて仕方ない!
先生は落ち着き払って、
「大丈夫、ちょっとお金を握らせたら帰らせてくれるよ。あんたがマフィアと接触したいといったんでしょう?」
と言われました。
でも怖い!
すると土間に通され、そこにはゴザが引いてありました。
牢座主のように赤いボーダーのシャツを着た伊良部のような男と取り巻きが2人いました。
チンピラが言います。
「この人が我々のボスだ!」
ひ~とは思いません。伊良部のような人に漫☆画太郎のババァゾーンに出てくるような
ババァのようなカリフラワーみたいな髪型をしています。
「まあ座れ、おれがマフィアのボスだ!」と言われました。
プッ!!自分から「マフィアのボスだ!」って言うか?
二人とも笑いがこらえられません。
次の瞬間、ボスが取り巻きに目配せをすると、部屋に鍵がかけられてしまった。
これはヤバイ。
と、こんなところで次回に続きます。