世襲制 | 杉村太蔵先生と同じ歳のトモゾーが政治に言いたい放題言っちゃうブログ

世襲制

ちょっとサボりすぎてしまいましたが、今回は世襲制について  政治の世界にしても経済の世界にしても必ずあるのが世襲、この世襲というものに関しては世界中で共通してまちがいなくあるものではないだろうか。それと同じく世襲への批判も世界中であるわけである。  僕個人としては世襲制には賛成である。政治にしろ経済にしろ、世襲のすべてがいいとはいわないけれど、あとを継ぐものからすれば、政治家ならその世界の事を子供の頃から教えられ、その地域やそこに住まう人を子供の頃から大切に思う気持ちを持ち、将来自分も先人のように大切にしなければいけない事を早い段階で学んでいるからです。そうでなければその家は間違いなくつぶれているわけである。  経済の世界にしても子供の頃から教育を受け自分の会社を大事に思う気持ち、将来上に立ち社員を大切にしなくてはいけないことを誰よりも早く教わるわけだから良いのではないか、上記と同じように親と、周囲が甘やかせば子孫が怠けるから会社がつぶれる訳である。  世襲の悪いところは、上の教育が悪ければ、下が甘える事によりまったく世継ぎが馬鹿殿で終わり、馬鹿殿の時代がまったくその世界にとって無駄な時間になってしまうことである。  なぜ、こんなことを書くか、それは先日ある会社の御曹司にあう機会があって話したところ、御曹司の意識の高さに感服したからです。御曹司からすれば「自分は、先代、先々代の世間での評判が良いから自分もよっぽど努力しなければ会社が自分の代で潰れてしまいます。だから、先人よりも努力を惜しまないことが必要です。」なんて言っていたわけですが、確かにその御曹司の先代、先々代はすばらしい方で御曹司が名をけがさないようにするには相当の努力が必要なわけですがその御曹司は日ごろからの努力と意識の高さ、なにより社員を大事にすることにより社員や他の人から聞いても評判が良いこと知ったからです。御曹司といえば、良いイメージはないですが中には自分の家のや、会社の重みを知り、周囲からのプレッシャーや、先人の評判に負けないように期待に応えれるように努力をしている方もみえることがわかったから世襲制には賛成かなと思いました。  別の御曹司のこんな話もあります。  僕の中ではその御曹司は先代に負けないように努力をしているのがわかるのに、別の方から言わせると「あの会社は次期社長が先代ほどの器がないからだめだな」なんていっていましたが、僕から言わせればきっとその人の器なんて今決めることではなく、努力してあとでついてくるものだし、先代ともキャラが違うわけだから一概には言えないだろう!!お前が今決めるなー!!って言ってやりたかった。このように後を継ぐっていろんなこと言われるから御曹司っていつもプレッシャーと戦っているから大変なんでしょうね。  但し、そうじゃない方で完全に馬鹿殿もいるのもまた事実なのが悲しい。  どんな世界でも先人の育て方一つで世襲の良し、悪しがでるんだろうな。  トモゾー