もうだいぶ前のことになるが、キングゲイナーを見終えたので感想を書く。
長文スマソ。
観破というのはもちろん造語だw
メカデザインがかっこわるい、話の整合性というか背景に曖昧な部分がある、
キャラデザインに萌える娘がいないw などマイナス要素はあるにはあるが、
それでも私はこの「白」富野三部作のひとつであるキングゲイナーを切り捨てられない。
非常に魅力的な作品だ。
ただ、若年層にはちょっと分かりづらい感性を発揮しているかもしれない。
なぜなら、この作品の一番の魅力は全編を覆うスマートさのない、
ごみごみしたところだ。それはストーリーにもあり、キャラ設定にもあり、画にもある。
映画/三丁目の夕日、と意外と共通点があるかもしれない懐かしさだ。
あらすじと云えば、管理社会下の未来において都市丸ごと亡命を試みて
ヤーパン(なぜかJAPANのドイツ語読みだがw)へ向かうという話だ。
そこに「オーバーマン」と呼ばれるそれぞれ特殊能力を持つ
古代ロボットを駆使するパイロット同士の戦闘や初心なラブストーリーなどが絡む。
とにかくアニメの原点である元気なとこがいい。
深刻な状況でもキャラクターたちは冗談を言いながら障害に立ち向かっていく。
その前向きのエネルギーがほとばしる象徴がOP曲「オーバーマン・キングゲイナー」だ。
こんな王道のアニソンで、しかも燃える燃える、これを最初にどかんとやられ、
そのまま本編に突入、いろいろな不整合を凌駕してグイグイ引っ張られていく
ストーリーになっている。
そんなわけで、飽きの来ない作品だった。
ザブングルにちょっと雰囲気は似ていたな。
うむ、「∀ガンダム」「ブレンパワード」の残りの白富野の作品も見たくなった…