前回の最後に書いた異変とは…



抜いたオイルでした


そもそも私、このオイルに何か原因があるんじゃないかと思ってたので、オイルを左右別々にビニール袋に開けて抜いてたんです。

オイルの変色具合とか作動による金属粉がたくさん混じってないかとかね。




一晩放置して抜いたオイルを袋ごと持ち上げて見てみましょう


はい、これです。


多分赤いフォークオイルだと思うんですが、色はそれほど変色してませんでした。
金属粉も大量というわけでも無かったし。


ただし、この画像だけではわかりにくいかもしれませんが、皆さん何か感じませんか?

そう、
抜いたオイル、量が極端に少なかったんです!


グロムのフォークオイルの規定量は、一本につき約220ccなんですが、220ccというと一般的な牛乳瓶よりちょっと多いくらい。


しかし、私が見る限り、明らかに牛乳瓶1本よりも少ない。
いや、少ないとかいうレベルじゃなくて明らかに牛乳瓶1本分に足りてない。



怪しいので抜いたオイルを計量カップで量ってみます。


片側70ccしかありませんでした…



( 'ω')ファッ!?



一晩放置で完全に抜けなかったとしても、ビニール袋の内側にオイルがくっついてしまって少し減ってたとしても70ccは少なすぎないかい!?

規定量が220ccなんだから、残りの150ccは何処にも行ったんでしょうか…?

アレか、イリュージョンして急に消えたんか⁉︎
( ̄∇ ̄)


んなワケない…
やっぱりこのグロム、多分どこかでミスった整備されてる。



だってダストシール付近のアウターには傷あるし、ドリームではそういう傷付くような外し方してないって一応言ってる。

しかも、万が一ドリームでフォークオイル交換してたらマニュアル通りの油面調整は出来るはずだからオイル量の管理は大丈夫だろうし…。


シールからオイル漏れしてる気配は無いから、150ccも大量に抜けたとも考えにくい。

なので、前にどこかでダストシールとオイル交換して、その時に正しく油面調整しなかったのでは?と現段階では予想。





ですので、フロントフォークが底付きするようになったのは、
・気づいたのが8月で、気温がすごい高い時期だったからオイルが柔らかくなってた
・ベルハンマーで動きが良くなってた
・オイルが70ccしか入ってなかった

という推測に更新させて頂きましたw



規定量の1/4程度のオイル量で正しく減衰出来るかー!!


前オーナーの仕業にはもーやんなっちゃうw

でも、その分私が手を掛けるとグロムがますます良くなっちゃう(ドM www)



組み上がってみないことには結果はまだ分かりませんが、フォーク底付きの最大の原因は、十中八九オイル量の少なさでしょう!



ダメなところが分かりちょっとスッキリしたので俄然やる気がアップw


残りも頑張ってやっていきます^ ^


続く