「人間とは何か?」

を追求し、経営に活かす人事コンサルタントで

教育実践家の大門です。


いつもご愛読ありがとうございます😊


「自分にとっての幸せって何だろう?」


と真剣に追求したことがありますか?


私なりに意識して追求してきた結果、


「心の静謐(せいひつ)」


だと捉えています。


つまりいかに心が穏やかでいられるか、

ということ。


とある建設系の会社に人事評価コンサルの

ために入って

経営者、従業員の方に

アンケートをとったことがあります。


「あなたにとっての幸せはなんですか?」

「5年後、10年後に自分はどうなっていますか?」


結果をみんなの前でシェアするということを

社内会議でやっていました。


見事なまでに

男性と女性でハッキリと傾向が現れたのです。


男性は、まず経営者からして

「ベンツを3台所有したい。」

「年商10億を達成したい。」

「業界で有名人になる。」


従業員の男性たちは

「課長、部長になりたい。」

「収入1000万を超えたい。」

「会社を大きくしたい。」


という

「お金、地位、名誉」

追求がほとんど。


それらを否定はしません。

お金や地位があれば


セルフエスティーム


つまり

自分で自分の尊厳を保つことができます。


一方で

女性は

「資格を取ってキャリアアップしたい」とか

「子どもの成長」

とか

「会社内でみんなが働きやすくなるように。」

などという回答がありました。


そして

それらを実現するため

どういう行動を取ればよいのでしょうか?

という質問も

用意しました。


すべて回答は読みましたが

ほとんどが

「的外れ」

つまり

「そんなやり方や、行動では

到底目標に届くことはないでしょう。」


とか

「目標や目的に合ってないでしょう。」


というものでした。


目標、目的を達成するために

紙に書き出しましょう、

とか言う人は多いですし


実際私も

それで現実を変えてきましたので

否定はしませんが


そもそも

実現するための

「目的」

が他人から、外部からの情報のコントロールの

支配下にあって


なんのために稼ぐのか?

何のために地位が欲しいのか?


意識に上がっていない人が

多いのです。


突き詰めるとわかります。


過去に自分が満たされないことが

あって

それを満たすために

仕事や趣味で満たそうと

無意識で動いていることを。


この経営者、

小さい頃親が離婚して

父親の愛情をあまり知りません。


母親の再婚相手から

可愛いがってもらった

恩返しで仕事で認められたいそうです。


ただこの人、仕事で結果を出してきた分

正確で横柄なところが

出てきます。


そこを改善しないと

目標達成なんでできるわけありません。


なぜか?


この経営者、コンサルの約束の時間が

決まっていても

平気で直前に時間を変えるよう要求してきたり

キャンセルしてきたり

遅刻してくる。


一回や二回ではなく

時間に間に合ったことが

ほとんどない。


それで

当方から訪問するようにしたのです。


それでも

訪問するようになってから

数ヶ月で解約になりました。


理由は

「他のところでお試しで

やってもらったら

そっちの方が自社に合ってると

思ったんで。」


とのこと。


おまけに

自分の気に入らないことがあると

すぐにキレます。


あなたなら

こういうケースで

顧客を追いかけますか?


口にはしませんでしたが


ホッとしました。


「ラッキー🤞どうぞ、どうぞお辞めになって下さい。」


というのが本音。


思考の抽象度が低い人は

目先の情報に惑わされて

フラフラし

大きい目標を口にしていても

それに行動が伴っていないのです。


自分がどう見られているか?


これは

周りの人たちだけでなく

周りの物質や現象に対して

どういうエネルギーを発しているか

次第なのです。


心の静謐を保つために

外部からの情報まみれの自分から

暝想等により


自分を癒やすために

必要ないガサガサした情報を落とす。


朝起きて

テレビの情報番組を

流しているとか


音楽をかけながらしか仕事ができない

とかいう人を

見ると


基本寂しがり屋で、


インナーチャイルドと呼ばれる

幼少期の自分が

満たされていない

ところが見て取れますが


それは

外部からの刺激では

決して満たされることはなく


自分の中の不安や、恐怖の

正体が何なのかを

じっくり

自分の行動の振り返りから

観察し、


「どういう自分になれば自分の

『内』から癒されるのか?」


と考えた方が良いですね。