「人間とは何か?」を追求し、経営に活かすコンサルタントの大門です。



◎ゴールが違う人たちとたくさんつながっていても

人生良くならない。


会員数日本一を誇る

オンラインコミュニティーを運営されている

鈴木実歩さんが

よくおっしゃってます。


「会社員時代、毎朝満員電車に乗って通勤していた

経験は、頼まれても二度としたくありません。」

と。


共感いたします。


私はいまだに朝に

電車を使うことがあるのですが


毎週、優秀な経営者たちが集まる名古屋の

勉強会に

参加していて


なぜ

優秀な経営者は早起きなのかが

腑に落ちたのです。


優秀な経営者は

決断力、判断力があります。


それを最も効率的にするのが

ノイズを

シャットアウトした

自分の内と向き合う時間なのです。



早起きすれば

自分だけの静寂の時間が

得られます。


昔、いつも

「始業時刻に間に合うように仕事にいけばいいや。」

と思っていた時は

やはり

今より遅い7時すぎに起き

そして同じ時間の電車に乗る、

ということを


何も考えずにやってました。


あの満員電車っていつのは

海千山千の人たち、

つまり

ゴールの全くちがう人たちが

狭い空間で

時間を過ごしているわけですから


いろいろな人の


「邪気?」

や情報も混ざり合って

自分にとって必要のない

情報も知らず知らずに

取り込んでいるのです。


そりゃ

毎日そういうことをしていれば

疲れますし、

自己肯定感も下がりますわ。^_^


私は


朝4時に起きて

5時には自宅を出て

始発電車に乗って通っていましたが


同じ会の別の地区に在籍されている方

(岡崎)

から

「名古屋の人たちに渡してほしい。」

と書籍を渡すのを頼まれたので


書籍8冊を電車に乗って

えっちらこっちらと

運ぶわけには

いかず

いつもとちがい、朝5時には

出ましたが

勉強会の会場まで

自家用車で行ってみました。


自家用車だと電車より

時間がかかるので

電車で行った方が

良いという思い込みがあったのですが


結論からすると

所要時間は

朝は道路が空いていることもあり

予定時間より早く会場に到着しました。


あっ、車の方が良いや。


車の中でも

自分自身だけの空間が取れます。


そして車を停めるのは

その会場になっているホテルを利用するから

駐車料金は精算しても

無料。


早起きは三文の徳とは

こういうことだな、

と腑に落ちたのです。


なぜ

静寂の時間を創るのか?


自分の内に

自分のゴールとは何か?


いったい自分はどうしたいの?


と問いかけて

自分の内から湧き上がってきた答えを

もとに


それについて

真剣に考えて考えて考え抜いて

求め続けると


ふとした時に


その求めていたことに

親和性のある

答えが降ってきます。


人は

コレを神の声が

降ってきたといいますが


正確には

考えに考え抜いて

精度の上がった情報を

保有しているところ


それに合致するような

答えとなるような

情報を得る感性が

研ぎ澄まされて


いざそれに違い情報に

少しでも

触れたときに

逃さずにゲットできたということです。


こういう技術は

誰にでも磨くことは

出来ます。


それは

一日の中で

かならず


「静寂」の時間を創ることです。


むしろやらないと損です。



輸血が必要な患者さんに

ドナーさんが

見つかったというような感覚ですね。


私の関わる某会社では

退職者が相次いでいて

最近、新しく採用する方の面接を積極的に

やっていますが


見ていて非常に残念ですね。


普段から

自分たちが

自分たちのことをほりざけて

観察していないから


「こういう人が欲しい。」


という人事ポリシーがない。


だから、

来る人、来る人ごとに


「この人良さそう。」

「この人も良さそう。」


などとやってます。


あと若い女性だから

妊娠したらすぐ辞めそうだな、

とか。


そんな声が聞こえています。


自分のことを出さずに

他人にばかり求める経営者の元には

応募する人も

いろいろ要求する人が集まる傾向がありますね。