だれも未来のことなど
どうなるかわかりません。

しかし
自分で「仮説を立てて」進むことが
大事です。

「意志あるところに道あり」
とは
昔の人はよく言ったものです。

先がわからなくとも
「自分がこの道でいくのだ」
と進まないと
どうなるでしょうか?

間違いなく
他人の情報に流されますね。

稼げていない人の話とは
こういうものです。

外回りの営業をして
いろいろなところから
話を聞き、
こう話している人がいました。

同業他社がコンサル料金を
自社のコンサル料金より
高く設定していて
自社の料金が低く感じると。


自分の事務所ももう少し
高くしたいとのこと

確かに
客単価が低い

それで
もう少したくさんの同業他者の
料金を調べたいらしい

全くもって
時間のムダであります。

自社の料金を
世間相場で決めてませんか?

こういう人は
お金の本質をわかっていないですよ。
だから客単価が低いのです。

他社の商品、サービスに対して
お客様が払っている料金は
その他社が決めているように見えて
お客様が

「オールorナッシング」

で決めています。

つまりその料金で満足なら買うし、
価値を感じないなら(不満があれば)
取引はしない

料金を客観的な価値で決める時代は
もう終わっています。

例えば他社のサービスを20000円で利用している
人は
その会社の人や商品、サービスを20000円と
判断するのであって
それは
自分の会社のサービスがお客様に20000円と
決められる価値とは
違うはずです。

値段とはその当事者間の
相対的なもの。

こちらが決めた値段でお客様が買わないなら
リーダーは
何が足らなかったのか
真剣に考えて努力しなければ
なりません。



日本人は
大半がこの何十年も給料が増えず、
下流の人が増えています。

いわゆる「中流」の人が減ってます。

みんなお金がないから
出来るだけムダなモノには使いたくない。

何回も取引していたら
ちょうど良い塩梅がわかってくるのです。

客観的価値で値段を計って
買い物をする人は
減ってきている。

どんなに値段が高くとも
「自分のためにカスタマイズされた、
ピンとくる商品、サービスだ」

と感じれば
人は
喜んでカネを払う。

だから
「30000円欲しい」
自分で決めてしまい、
それに見合う価値がつくように
顧客のことをよく観察し、
全力で努力するのが
顧客品質なのです。

同業他社や世間相場の値段を
参考に自社のサービスの
値段をつけるのが
いかに時間のムダかおわかりいただけましたか?

お金に対して
「お金の額面、金額」しか見ていない人は
たいていお金の背景にある、
お金の本質が
見えてません。

お金はどこからでてくるのですか?
人が喜びや感動を受けた時に
払ってくれますよね。