恋愛をしていますか?


恋愛、その延長であるエロスは

人生を豊かにします。


人としての本能である恋愛を

多くの人に伝えてきた

瀬戸内寂聴さんが亡くなりました。


彼女の残した言葉


「今日愛しなさい。

明日になったら相手の気持ちが変わっているかも

しれない。」


はまさに世の中の

成功者が


「すぐに行動しよう。(アウトプットしよう)」

「直感に従おう」


と言っていることと同じですね。


それはセミナーや講演などで

良いことを10も20も聞いても

実践しないために

効果が出ない人に対する

メッセージのように

聞こえますし、


そう言う人たちが

自分で出来ないことが

実践でしている寂聴さんに対する

憧れがあるように感じます。


恋愛やエロスについては

まず人前で話すことについて

嫌がる人が

大半です。


それは

自分の心の奥底にあるものを


「心が繋がっていない他人」


と共有することが

はばかられるからです。


しかしながら

人を愛したり

異性とイチャイチャしたい沸き上がってくる

煩悩は

人と人がつながって

平和な社会になるために

神が個々人に与えたギフトであると

捉えています。


ただしそれにハマりすぎたりして

自分の人生における課題の解決を

ほったらかしにしたり

するから他人から

非難されたり

堕落します。


寂聴さんは他人が憧れるような

活動をされながらも

よく

「過去の過ち」

に言及されますね。


自分の娘を置いて出ていき

奥さんのいる男性の元へ

走ったことは多くの人が

知っています。



「子どもを置いていくなんて!(なんてひどい)」

と言う人もいます。


でも彼女ご本人も語っていらっしゃるとおり


「好きになってしまった相手に

奥さんがいることを知らなかった」


という不倫関係に

悩んでいる人は他にいるのではないでしょうか。


それは私にとってもあなたにとっても

全くあり得ないことではなく

寂聴さんいわく

「恋愛の感情が雷のように落ちてくる」

ようなものなのです。


私自身も

美しい女性がいればみとれていますし

(不倫までしようと思わないところから

「まだまだ甘い」のかもしれませんが^_^)


寂聴さんにとっては

若い頃の当時は不倫相手に注ぎ込むエネルギーが

ほとんどで

娘さんに注ぎ込むエネルギーが

足りなかったから

不倫という現実になったに

違いありません。


ここからも

家庭という「内」と不倫相手との関係という「外」を

両方とも

「全力で」

というのはなかなか難しいということが

うかがえます。


同列に例えるべきではないかも

しれませんが

会社勤めやパートで働きながら

子どもやご主人のことなど

家庭のことまでこなす女性は

両立という面で大変だと思います。


では女性にとって

家庭を捨てて恋愛に走った寂聴さんは

模範とはいえない人なのでしょうか?


恋愛やエロスも

「仕事」にしてしまえば

それは世の中の人たちのためになり

喜んでくれる人が増えます。


彼女の書いた本や話は

いわば

「こころの裸」の状態を

赤裸々に語ったもので

リアルに

「身体」をお客様に捧げて

喜んでいただいて

報酬を得ている性風俗関係の方も

いらっしゃいます。


寂聴さんは

「切に生きる」

という言葉も残されています。


普通に読めば

「今を大切に生きる」

という意味であるように感じます。


しかしそこには

「自分の本当に大切な人、ことを

大切にしたかったら

自分の大事なものを

『切り捨てる』」


という意味もあるのです。


ですから彼女は出家しました。


出家とはある意味

それまでのこの世における自分を捨てて

新しい自分となることです。


「自分の大事なものを捨てる」

とは、、、


家庭を捨てる人もいれば

会社を廃業する人もいます。


そういった目に見えるものだけでなく

世間の常識とか

人によく見られたいという見栄やプライドと

いう目に見えないものも

あります。


本能に生きるとは

自分にとってストレスになっているものを

いったん捨てて

(自分が何の奴隷になっているか意識し)

自分の心に正直になってみることに

感じます。


世間では

恋愛やエロスやお金の

ことを大っぴらに言うと

軽蔑されがちですが

それは

多くの人が

「恥ずかしい、はしたないと言われていることに

自分が関心があると人に思われたくない」


という無意識があるのだろうと

捉えています。


それはそれらに溺れて

自堕落になる人を

捉えてそれらを

はしたないと人は言うだけで

「本能」は

未来に向かって自分を動かせるための

エネルギーにすれば良いのです。


自分が本当にやりたいことは

何か?


そのヒントは自分の幼少時代にあります。


神様は「すぐ行動する人に味方する」


それを改めて

寂聴さんに気づかせていただきました。


動画は

早稲田大学の学園祭での

ダンスチーム

「ももキュン」

のダンスです^_^