先週に誕生日を迎えた高校生のウチの息子に
これからの人生で
大事なことだと思うことに
ついて話しました。
 
これは私自身が高校生時代には
親や先生、周りの人たちからは
全く聞いたことのないことであって
よく大人が子どもに向かって言いがちな
「父さんが子どもだった頃はな、、」
という時代背景も価値観も全く合わない
話をするということではありません。
 
私と妻は彼がより良い環境で伸び伸びと
才能を生かすことが出来るように
小さい頃から習い事や中学受験のための塾通い
など
「教育は投資だ」
と考えて
子どもの教育が価値観の上位に上げて
彼が生まれてきてから今まで家庭生活を
過ごしてきました。
 
もし彼がそんな親を見て
プレッシャーとか重荷に感じていることがあれば
彼のゴールの選択が本当にこころから
望むことではなくなってしまうと
それはそれで私たち夫婦の望むところでは
ありません。
 
そりゃあ、私立大学よりも地元の国公立大学に
入ってほしい気持ちはありますよ。
でも子どもからして
「絶対国公立大学に入れ」
と言われるのと
「国公立大学でなくてもいいよ」
と言われるのでは
後者のほうが入る可能性は高くなると思っています。
 
多かれ少なかれ子どもは親の意向は
気にします。
成人になるまではアルバイトでもしない限り
自分で稼いでいないので
親は
自分たちの考えることが
子どもにとって幸せであると考え
その価値観を押しつけようとします。
 
子どもが言うことを聞いて親の望みをかなえても
子どもが本心から望むことという点で
一致しない限り
子どもは
「親に自分の人生を決められた感」
を持ち後々かならず後悔します。
 
教育とは子どもに教え込むことだと
思い込んでいる大人は
多いです。
教科の学習の前に
大人が子どもに示すべきなのは
人生の目標の持ち方や
モチベーションの上げ方、
自分の縁起との関わり方、
こころの持ち方
などでしょう。
人格形成の基礎になることだからです。
 
教科指導の目にまずこれらが必要でしょう。
目的意識がないと
学習意欲はわきません。
「何で日本人なのに英語をやらないといけないの?」
とこころに抵抗があるため
授業を受けても脳が英語を拒否しています。
 
本当の教育とは
大人が子どもに自分の背中、生き様を
見せて
「すごい」「面白い」
と子どもが興味・関心を持つことです。
興味を持った子どもはマネをします。
 
「じゃあ、キミが今見たとおりにやってみて
ごらん」
という流れは
山本五十六の話で聞かれたことは
ありませんか?
 
これはまさに大人の社会でも
起こっていることで
ビジネスのノウハウを50万円とかそれ以上で
販売している人がネット上に
たくさんいますが、
それに飛びついて買っても
大して結果は出ず
身につかない人はたくさんいるようです。
教える人自身が実際にやったことを
実際に示し、それを受講者が
上手くいくやり方をイメージできて
行動するというものでない限り
成果は出にくいのです。
 
子どもの話に戻りますが
私は自分の子どもに今さらながら
社会に出る前に
ぜひ伝えておきたいと思って
ゴールの設定の仕方などについて伝えています。
 
 
まず彼は音楽が好きであるということは
わかっています。
自分で作曲した曲をツイッターなどに
アップしていますが
なかなか好評なようです。
また聴いた音をすべて楽器で表現するという
「みみコピー」
が出来ます。
では将来音楽関係に進むのかというと
「音楽では食べていけない」
と誰かに聞いたことがあるそうです。
 
これはいわゆる偏った見方で
彼が本当に将来音楽で生活していきたかったら
音楽で成功出来ている、「例外の人」を探して
会いに行けばよいと思っています。
 
彼には
他の子どもが読み解けないような古典の文章を
読み解ける能力にも優れています。
 
それも家族で歴史史跡を楽しんでまわっている
うちに歴史書物に興味が湧いたから
という経緯があります。
 
ですから大人は
子どもに小さいうちからいろいろなことを
させてみて何が好きなのかを子ども自身で
感じさせるきっかけを与えてやりたいですね。
 
とにかく自分はああしたい、こうしたいと
世界に向かって叫ばないと
他人の言いなりになってしまいます。
 
それは時に周りの人と衝突したり縁起を穢す
ことになってもやり遂げないといけないと
個人的に思います。
 
本当にやりたいことは
遊びの延長にヒントがあり、
こころの叫びは
自分の小学校時代から続いている
と思います。
「もうかりそうだからやってみる」
だけではなかなか上手くいかないのは
情熱が足りないからです。
 
 
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