Vampire Chrono

Vampire Chrono

これは、一人の吸血鬼の少年を取り巻く、不思議な物語である

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一行が王国を出て4日、一行はマスト領のマルズへと到着した
マルズは他の街などから多くの冒険者達が訪れる街の為、多くの人で賑わっていた
「ほー、流石に賑わってるなぁ~!」
「マルズの武具はこの一帯では優秀だと有名ですからね」
「それじゃ、今日は一旦休んで明日装備の調達しましょうか」
一行は宿で一泊する為、馬車を預けで宿へと向かった



「いらっしゃいませ、ご宿泊のお客様ですか?」
「おう、2人部屋2部屋って空いてるか?」
「ええ、大丈夫ですよ。一泊5000ゴールドになります」
ジャックが支払いを済ませ、男子部屋と女子部屋に分かれる
「それじゃあ明日な」
「はい!」
「またね~」



ジャックは部屋に入るとそのままベッドに倒れこむ
「んだは~疲れた~」
シグは荷物を置くと椅子に座り込んだ
暫くの無言の間の後ジャックが口を開いた
「…なあシグ」
「何だ?」
「お前、今の状況に不満とか…あるか?」
「別に無い」
即答したシグに対しジャックは若干驚く
「驚く事は無いだろ」
「いや…だってさ、あんな変な契約結ばれてあんな扱い受けて、俺だったら耐えられねえぜ?」
「俺としてはあの城を出れて清々してるし、何よりジャック、お前は俺に酷い命令を出したりしてないしな」
「いや…だってなあ」
「?」
「そういうのは何か…違うだろ?」
ジャックの答えにシグは思わず噴き出した
「ちょっ!何で笑ってんだよ!」
「いや、スマンスマン…」
「ったく…俺先にシャワー浴びてくるからな!」
「はいよ」
「ったく…」
ジャックはブツブツ言いながらも満更でもなさそうにその場を後にした