GSX1100S カタナ クラッチセンターロックナット対策
当店在庫の1100S刃 SZです、
古い、、、しかしこの初期型の侘びサビが大好きです。
この車両で、カタナの持病クラッチセンターロックナットの修理交換をします。
ガチャガチャうるさいのは二点、カムチェーンの伸び&ここクラッチのどちらかです。
螺子は長さが異なり不均等になってますが、
必ず順番にはずして並べていきます。
私はオイルフィラーキャップからスタートして、
時計回りに外して、
時計逆回しに戻していくルールを自分で決めています。
本締めはXに締めていきますが、仮止めはこのルールです。
途中で手が止まる(来客、電話など)があっても自分のルールがあると、
ミスすることが無いからです。
この時ダウエルピンが二個有ります、
これは私のルールでは大きい部品側につける。
小さい部品側には付けないルールで決めています。
クラッチ版こんにちは~
蓋を外します。
うわっ
わかるかな~、結構ガタガタです。
う~ん、これは意味が無いナットになっています。
この作業は、やはりインパクトが無いと難しいですね。特殊工具があれば
出来ますが、変に力をハブに掛けたくないので一瞬にてやりたいものです。
対策ナット取り付けました。
右が旧品 左が対策ナットです。
クラッチカバーガスケットを準備します。
古いガスケットを削ってキレイにします。
この時に私は必ずオイルストーンを使います。
キレイに公差が出ている物品で削らないとオイル漏れを起こします。
クラッチスプリングを取り付けします。
トルク値をキッチリ身体で覚えておかないと、ボルトを折りますよ、
ハブ交換というオチは避けたいですね、確か2~3万円ほどだったと思います。
作業前に付けたホワイトチェックを元に、
クラッチレリーズを微妙に回しながら、入れ込みます。
この作業はコツがいりますよ。
作業終了です。
オイルも漏れずに、この作業だけですが、
15000円ほどで部品込みで可能です。
663-8136
兵庫県西宮市笠屋町18-10
サムライオートへ
ライドオ~ン(笑)