世界「報道の自由度」日本急落↓
5月3日は「世界報道の自由の日と
ユネスコ総会で定められてるそうです。
毎年、この日に合わせて『・国境なき記者団)』が世界179カ国の「報道の自由度」一覧を発表☆
今年も北部ヨーロッパ諸国が
「報道の自由度」で最も高い評価を
受けている。
ちなみに2010年日本は11位、中国は171位
☆こちらの記事からです☆
詳細はリンク先でどうぞ☆
今年は色分けされてるそうです。
1位のフィンランドから20位のカナダ
までは白。
日本は黄色に色分けされたが、1年前の22位から31位下げ53位に急落。
民主主義(の質、水準)が以前に比べて悪化している国としてイタリア、ハンガリー、ギリシャ、アルゼンチンと共に日本が名指しで警告対象になりました^^;;
ナミビアは19位、アフリカ諸国で唯一、北部ヨーロッパ諸国と共に報道の自由が最も保障された国に挙げられている)。
報道の自由は、世界人権宣言の第19条
でも保障されている権利であり、このウィントフク宣言がそのままユネスコ総会での採決で「世界報道の自由」宣言となる。
今年のユネスコの『報道の自由賞授賞式は、コスタリカ政府が5月3日、ユネスコ関係者を招いエチオピアで投獄されている女性ジャーナリスト、レーヨット・アレムさんに与えられた。
アレムさんは高校で英語を教えながら
週刊紙を出版し、貧困の問題、その原因、政府の腐敗、不正、女性差別などの政治問題、社会問題に鋭い筆を奮い、政府に“テロリスト”として逮捕、投獄された。
政府から反政府的言論をやめるよう圧力を受けるが拒否。刑務所は衛生状態が極端に悪く、アレムさんは体調を崩し入院。
手術を施されるが翌日、回復しないうちに刑務所に戻されているという
(RFSの報道の自由度評価一覧で、
コスタリカは18 位。北部ヨーロッパ諸国と並び報道の自由が良く保障されている国に名を連ねている。
コスタリカの憲法は“日本国憲法に範を取った”として、武力での紛争解決を否定している。
サンチェス元大統領は中米諸国間の和平を仲介しノーベル平和賞受賞者)。
北部・中部ヨーロッパ諸国を主に20カ国が白く色分けされ、報道の自由が最も保障されている国々となっている。
一方で、真っ黒に塗られ、報道の自由がまったく無視されている最悪の国とされているのはトルクメニスタン、北朝鮮、エリトリア、シリア、ソマリア、イラン、中国、ベトナム、キューバ、スーダン、イエメンなど、やはり昨年と同じ国が多い。
こうした国々では報道の自由だけでなく民主主義、人権がほとんど顧みられない現状が続いていることを示している。
ちなみにイギリスは29位、アメリカは32位、報道の自由を標榜する国にしてはRFSの評価は決して高くないようだ。
アジア・太平洋地域では、ニュージーランドが最も報道の自由が保障されている国のひとつとして8位、オーストラリアが26 位、パプア・ニューギニアが41 位、台湾が47 位、韓国50 位などとなっている。
昨年の70位から14位下落し84 位になったギリシャ。
この国のメディアは財政危機の大きな一因となっている富裕層の脱税や腐敗を追及せず、IMFのラガルド専務理事から税金を払わない富裕層名簿を受け取ったジャーナリストが事実を公表した途端、拘束されたり、真相に迫る質問をした国営放送のアナウンサーが更迭されるなどしたのは周知のことだ。
RFSは現在ギリシャのジャーナリストが極左・極右双方、それに警察から暴力的攻撃を受けており、民主主義にゆゆしき事態であることを指摘している。
40位から16位落とし、56位になったハンガリーは報道の自由を制限する法律を定めてEUと摩擦を引き起こしている。
RFSはまた、昨年の22位から53位に
降下した日本について(政府・公的機関の)透明性の欠如、福島第一原子力発電所事故と放射能災害に関する情報公開を尊重する態度はほとんどゼロに
等しいと手厳しい批判をしている。
さらに問題点として、最後に原子力産業報道で“検閲”(誰によるのかは言及せず)が行われていること、(閉鎖的な)記者クラブ制度が依然として改革されていないことなどを挙げ、以前は良い評価を受けていた国の急降下は警告すべき現象だとしている。