離婚してから、もう4年以上が経った。

「時間が経てば、少しずつ気持ちは楽になる」

そう思っていた。
周りからも、似たようなことを言われた。

でも、現実は違った。

元妻の不倫は、私が知る限り2019年から始まっていた。
信じていた人に裏切られ、家庭が壊れた。

その怒りは、4年以上経った今も消えていない。

離婚したことだけなら、いつか受け入れられたのかもしれない。
元妻が別の人生を歩むことも、頭では理解できたかもしれない。

けれど、今、子どもたちは元妻と不倫相手と一緒に暮らしている。

自分たちの家庭を壊した相手と、かつて私が守ろうとした子どもたちが、同じ家で暮らしている。

その事実だけは、どうしても受け入れられない。

子どもたちに罪がないことは分かっている。
子どもたちには子どもたちの生活があり、気持ちがある。
だから、自分の怒りを押しつけるようなことはしたくない。

それでも、本音を言えば苦しい。

できることなら、いつか子どもたちと一緒に暮らしたい。
朝起きて顔を合わせ、くだらない話をして、同じ食卓を囲む。

父親として、そんな当たり前の毎日を取り戻したい。

けれど、その願いは叶いそうにない。

子どもたちが成長するほど、それぞれの生活ができていく。
待っているだけでは何も変わらないと分かっていても、父親である自分にできることは、思っている以上に少ない。

怒りを手放せない自分が悪いのか。
過去にこだわり続けているだけなのか。

何度もそう考えた。

それでも、私の怒りの奥にあるのは、元妻や不倫相手への憎しみだけではない。

本当はただ、子どもたちと一緒に暮らしたかった。
父親として、もっとそばにいたかった。

それが叶わなかった悲しさを、今も受け止めきれていないのだと思う。

離婚から4年以上。

時間は流れても、消えない感情がある。
前を向こうとしても、置き去りにできない過去がある。

それでも私は、子どもたちの父親であることだけは、これからも変わらない。

いつか子どもたちが自分の意思で私のもとを訪れたとき、安心して帰ってこられる場所でありたい。

今の私にできるのは、その場所を守りながら、待ち続けることなのかもしれない。