$侍ヤンキースのブログ

こんにちは。『アメリカン・アイドル』シーズン11の第一回を見逃して落ち込んでいる侍ヤンキースでございます。

今日は2004年のビルボードの年間シングルチャートの51位から100位をやることにします。やはりアメアイがらみの曲も何曲か入っております。

白人ラッパーのエミネムやカナダのロックの歌姫アヴリル・ラヴィーンも活躍しておりますし、カントリー勢も頑張っております。

それでは行ってみましょうか。


51 18 MEANT TO LIVE - Switchfoot 28
サンディエゴ出身のオルタナティブ、ポストグランジ系のロックバンド、スウィッチフットのヒットで最高位は18位。ニルヴァーナを彷彿させるずっしり重たい音に思わずにやりとさせられる。

ジョンとティムのフォーマン兄弟を軸にするバンドのメンバー全員サーフィンが好きで"Switchfoot"もサーフィンの用語らしい。バンド名は「足のスタンスを変える」つまり「変革とムーヴメント」を意味するらしい。

アルバム「The Beautiful Letdown」(全米16位)からは「Dare You to Move」も全米17位のヒットになっている。

Beautiful Letdown/Switchfoot


52 11 I LIKE THAT - Houston featuring Chingy, Nate Dogg & I-20 20

Soulful/Ruben Studdard

53 9 SORRY 2004 - Ruben Studdard 20
2003年に放送された米人気オーディション番組『アメリカン・アイドル』のシーズン2でクレイ・エイケンを決勝で破り見事優勝したアラバマ州出身のルーベン・スタッダード。放送中にゲスト審査員のグラディス・ナイトから"Velvet Teddy Bear"の愛称をつけてもらい親しまれていた。

なんとなくキャラが安田大サーカスのクロちゃんとかぶる?

※「SORRY 2004」の動画はこちら


54 9 MY HAPPY ENDDING - Avril Lavigne 25
カナダのシンガーソングライター、アヴリル・ラヴィーン。先日テレ朝の『Mステ』にも出ていた。この「MY HAPPY ENDDING」は二枚目のアルバム「アンダー・マイ・スキン(Under My Skin)」(全米1位)からで全米22位まで行った「Don't Tell Me」に続いてシングルカットされ、最高位9位を記録した。

アンダー・マイ・スキン(3ヶ月間限定スペシャル・プライス)/アヴリル・ラヴィーン


55 8 ON FIRE - Lloyd Banks 20
56 9 ROSES - Outkast 21
57 6 WALK OUTTA HEAVEN - Jagged Edge 27


58 3 LOSE MY BREATH - Destiny's Child 23
ヒューストン出身のビヨンセ、アトランタ出身のケリー・ローランド、イリノイ州ロックフォード出身のミシェル・ウィリアムズの3人となったデスチャことデスティニーズ・チャイルドの全米3位ヒット。

デスチャのヒット曲の中でも大きなヒットとは言えませんが、結構好きですね。この曲。

4枚目のアルバム「Destiny Fulfilled」(全米2位)からの先行シングルだったのだがその後、「Soldier」(featuring T.I. and Lil Wayne、2004年全米3位)、「Girl」(2005年全米23位)、「Cater 2 U」(2005年全米14位)とアルバムからヒットシングルを連発した。

Destiny Fulfilled/Destiny’s Child



59 6 MY BAND - D12 18
デトロイトのヒップホップユニット、D12(ディー・トウェルヴ」の全米6位ヒット。メンバーの中にはすでに白人ラッパーとしてブレークしていたエミネムがいるがそのブレーク前からユニットは存在していた。D12は"Dirty Dozen"の略だが確かアダルトビデオのタイトルだったような?

D12 ワールド スペシャル エディション/D12


60 14 I'M STILL IN LOVE WITH YOU - Sean Paul featuring Sasha 25

61 15 THROUGH THE WIRE - Kanye West 21
62 11 WHY? - Jadakiss featuring Anthony Hamilton 20
63 16 F**K IT (I DON'T WANT TO BACK) - Eamon 21
64 13 READ YOUR MIND - Avant 26
65 15 GAME OVER (FLIP) - Lil' Flip 20

Finger Eleven/Finger Eleven

66 16 ONE THING - Finger Eleven 29
カナダのロックバンド、フィンガー・イレヴンの全米16位ヒット。アメリカではドラマやプロレス中継に使われたらしい。

※「ONE THING」の動画はこちら

67 16 HEADSPRUNG - LL Cool J 20
68 4 DAMN! - Youngblooz featuring Lil John 32

69 1(9) BABY BOY - Beyonce featuring Sean Paul 29

70 2 GET LOW - Lil John & The East Side Boyz featuring Ying Yang Twins 45

R&G - Rhythm and Gangsta: The Masterpiece/Snoop Dogg

71 1(3) DROP IT LIKE IT'S HOT - Snoop Dogg featuring Pharrell 30
カリフォルニア州ロングビーチ出身のラッパー、スヌープ・ドッグの初の全米1位ヒット。2004年12月11日から3週連続で見事1位になっている。この曲はバージニア出身のラッパー(それ以外にもファッションデザイナーなどの肩書を持つ)ファーレルと組んでの作品だった。ファーレルは前年Jay-Zと組んで「Frontin'」を全米5位の大ヒットにしている。

※「DROP IT LIKE IT'S HOT」の動画はこちら

72 19 U SHOULD'VE KNOWN BETTER - Monica 20

Take It All Away/Ryan Cabrera

73 15 ON THE WAY DOWN - Ryan Cabrera 27
ダラス出身のポップロックシンガー、ライアン・カブレラの全米15位ヒット。全米8位となったセカンドアルバム「Take It All Away」からは「True」も全米18位のヒットになっている。

※「ON THE WAY DOWN」の動画はこちら


74 6 BREAKAWAY - Kelly Clarkson 46
2002年放送の『アメリカン・アイドル』のシーズン1で見事初代優勝者となったケリー・クラークソンはテキサス州フォースワース出身。この曲はアヴリル・ラヴィーンらの手による哀愁のあるポップロックナンバーで最高位は6位だが46週もランクインして翌年の年間チャートにも27位にランクされている。

またこの歌はアン・ハサウェイ、ジュリー・アンドリュース主演の映画『プリティ・プリンセス2/ロイヤル・ウェディング(The Princess Diaries 2: Royal Engagement)』の主題歌。

アルバム「BREAKAWAY」は全米だけで600万枚を売り上げ全米3位を記録し、「Since U Been Gone」(2005年全米2位)、「Behind These Hazel Eyes」(2005年全米6位)、「Because of You」(2005年全米7位)、「Walk Away」(カーラ・ディオガルディらが作者、2006年全米12位)とヒットを量産している。

ブレイクアウェイ(期間限定)/ケリー・クラークソン


Ultimate Santana: His All Time Greatest Hits/Santana

75 8 WHY DON'T YOU & I - Santana Feat. Alex Band Or Chad Kroeger 35
ロックバンド、ザ・コーリング(The Calling)のボーカリストのアレックス・バンドを迎えてのサンタナのヒット曲で最高位は8位。もともとは2002年リリースのアルバム「Shaman」(全米1位)に収められていた曲だったがリードボーカルをニッケルバックのチャド・クルーガーから変えてのシングルリリースとなった。最初シングルのみのリリースだったが2007年の10月リリースのベスト盤「Ultimate Santana」(全米8位)に収められている。

※「WHY DON'T YOU & I」の動画はこちら


76 29 ARE YOU GONNA BE MY GIRL - Jet 25

So one, two, three, take my hand and come with me
Because you look so fine
That I really wanna make you mine.

さあ、1、2、3、僕の手を取って一緒に来てよ
だって君はとってもきれいだし
僕は本当に君を僕の彼女にしたいんだ。
(ジェット「ARE YOU GONNA BE MY GIRL」より)

これはわたしも大好きな曲である。ニック・セスター(ギター&ボーカル)を中心としたメルボルン出身のロックバンド、ジェットのデビューアルバム「ゲット・ボーン」からの大ヒットでアメリカでは29位が最高だった。

60年代のモータウン調のリズムにシンプルなロックで世界的にヒットしている。

ゲット・ボーン/ジェット



77 28 100 YEARS - Five For Fighting 22
バンドかと思いきやLAのシンガーソングライター、ジョン・オンドラジクのソロプロジェクトであるファイヴ・フォー・ファイティング。

彼が2000年に発表したアルバム「America Town」に収録されていた「Superman (It's Not Easy)」が2001年9月に起こったアメリカ同時多発テロ事件時にみんなとために命を落とした消防士らを讃える歌として事件直後にヒット(全米14位)している。

※「スーパーマン」の動画はこちら

バトル・フォー・エヴリシング/ファイヴ・フォー・ファイティング


78 9 STEP IN THE NAME OF LOVE - R. Kelly 27
79 20 BREAKING THE HABIT - Linkin Park 20
80 24 GIGOLO - Nick Cannon featuring R. Kelly 20

81 29 LIVE LIKE YOU WERE DYING - Tim McGraw 23
82 29 REMEMBER WHEN - Alan Jackson 20

エヴリタイム/ブリトニー・スピアーズ

83 15 EVERYTIME - Britney Spears 18
デビュー以来4枚続けて全米1位となったブリトニー・スピアーズのアルバム「In the Zone」から全米9位の「Toxic」に続いてヒットしたのがこの「EVERYTIME」。最高位は15位。アップテンポのヒット曲が多いブリちゃんもたまにはこういうしっとりしたバラードがいい。

※「EVERYTIME」の動画はこちら

84 24 SOUTHSIDE - Lloyd featuring Ashanti 20
85 26 DUDE - Beenie Man featuring Ms. Thing 26
86 15 WANNA GET TO KNOW YOU - G-Unit featuring Joe 18
87 3 HOLIDAE IN - Chingy featuring Ludacris & Snoop Dogg 21


88 21 LET'S GET IT STARTED - Black Eyed Peas 20
彼らを一気にスターダムに押し上げた3枚目のアルバム「エレファンク(Elephunk)」(全米14位)より。最初「Let's Get Retarded」というタイトルでアルバムに収録されていたが、リミックスをし「LET'S GET IT STARTED」でシングルリリースされた。最高位は21位。アメリカの野球場でも当時よくかかっていたがNBA(バスケットの方)でもこの年のプレーオフで米ABC局がテーマソングとして使っていた。シングルバージョンの長さは3分39秒。

Let’s Get It Started/Black Eyed Peas


エレファンク/ブラック・アイド・ピーズ


When the Sun Goes Down/Kenny Chesney

89 26 WHEN THE SUN GOES DOWN - Kenny Chesney & Uncle Kracker 20
テネシー出身のカントリーシンガー、ケニー・チェスニーがミシガン出身のロックシンガー、アンクル・クラッカーと組んで放ったヒット。

HOT100では最高位は26位だったがカントリーチャートでは5週連続で1位になっている。

※「WHEN THE SUN GOES DOWN」の動画はこちら

90 28 AMERICAN SOLDIER - Toby Keith 20

91 10 CHANGE CLOTHES - Jay-Z 18
92 22 DON'T TELL ME - Avril Lavigne 20
93 24 YOU'LL THINK OF ME - Keith Urban 20


94 19 HAPPY PEOPLE - R. Kelly 20
ロリコンのスキャンダルがあったりしたRケリーだが音楽的才能は抜群。ゴスペル調のこの「ハッピー・ピープル」も最高位は19位だったがしっかりと年間チャートに食い込んでいる。この曲が入っている6枚目のスタジオアルバム「Happy People/U Saved Me」も二枚組の大作で全米アルバムチャートの2位まで上がっている。

ハッピー・ピープル/ユー・セイヴド・ミー/R.ケリー


95 23 HEY MAMA - Black Eyed Peas 20
96 3 OVER AND OVER - Nelly featuring Tim McGraw 24

Here for the Party/Gretchen Wilson

97 22 REDNECK WOMAN - Gretchen Wilson 20
イリノイ州ポカハンタス出身のロック系カントリーシンガー、グレッチェン・ウィルソンの全米22位ヒット。カントリーチャートでは5週連続で1位になっている。全米アルバムチャートの2位まで行った大ヒットアルバム「Here for the Party」からは「Here for the Party」(全米39位)と「When I Think About Cheatin'」(全米39位)もヒットしている。

※「REDNECK WOMAN」の動画はこちら


98 6 JUST LOSE IT - Eminem 19
エミネムの全米1位アルバム「アンコール(Encore)」より。最高位は6位。PVを見てお解りの通りマイケル・ジャクソンをネガティヴに歌っている。この曲を聴いたスティーヴィー・ワンダーが"Kicking a man while he's down" and "bullshit.(人が弱っている時に蹴っ飛ばすくそみたいな曲だ。)"と言ってご立腹したそうだ。

Just Lose It/Eminem


99 24 LETTERS FROM HOME - John Michael Montgomery 20
100 32 I GO BACK - Kenny Chesney 20