MLBノリのブログ

2008年の松坂大輔の成績は18勝3敗、防御率2.90。

被打率はリーグベストの2割1分1厘だった上に

メジャー1年目の昨季と比べ、ほぼすべての主要スタッツを

向上させたのは立派である。


そして所属するレッドソックスは2年連続ワールドシリーズ進出にあと一歩まで迫った。
「彼が勝ち方を知っていることはメジャー入り以来の実績が証明している」
プレーオフ時のテリー・フランコーナ監督の言葉は

決して身びいきばかりではなかったはず。

残して来た数字や勲章だけを見れば

今季の松坂の実績はほとんどサイ・ヤング賞級だったと言って良い。

そして、特に注目すべきなのは松坂が入団して以来

レッドソックスが着実に「常勝チーム」への足固めをしている点だ。

「ヤンキースの弟分」、「呪われたチーム」などと言われた時代は今は昔。

過去5年間で2度(04年と07年)世界一に輝いたレッドソックスは

ヤンキースとの力関係をすでに完全に逆転させた。

全員が一丸となって勝利に向かう姿勢は野球チームの手本。

投資を惜しまないオーナー、そう明なGMまで含め

全体に確固たる意思統一がなされたレッドソックスは

現代のMLBでいわゆる「モデル・フランチャイズ」に最も近いチームと言って良いだろう。

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米大リーグ、フィリーズを退団した田口壮外野手が

カブスとマイナー契約を結んだことが明らかになった。

スポーツ専門放送局ESPN(電子版)が15日伝えた。

カブスの春季キャンプに招待され

メジャーに昇格すれば年俸は約8100万円になる。
田口は昨季、カージナルスからフィリーズに移籍し

主に代打、代走、守備固めで88試合に出場したが

フィリーズが優勝したワールドシリーズには

出場登録されたが出番がなかった。

米大リーグ、ヤンキースは14日

メジャーのベンチ入り(25人)が可能となる

40人から漏れた選手の中で

2月のキャンプ(フロリダ州タンパ)に招待する選手20人を発表し

同球団傘下の3Aスクラントンに所属する井川慶投手も含まれた。
井川は昨季、メジャーで勝ち星なしに終わったが

3Aでは14勝6敗の成績を残した。