稽古伝え(指導)をする日は必ず全員が毎回、稽古出来、参加するとは限りません
星渓園(旧大名庭園) 根岸家長屋門 長屋門前で自主稽古
毎月、毎週に会社のお仕事とは違い、平日と土日稽古は熊谷・深谷・本庄場所を含めますと
週は5回の稽古が出来る環境にありますが、平日の午前中を除き、剣士たちの平均は
毎月、三回(三日)ほどです。
中にはたまに土曜日を深谷・本庄、にして日曜日稽古を
すると一周間で三回、稽古したことになり、月では12回以上、なんて数字上なりますが
それは拙者の事で、多くても土曜日の午後の、本庄・夕方の深谷場所でダブル稽古を毎週しているT三段さんで月8回稽古と入門して二級を昇級したTさん6回が良い方ですね
場所を変えて星渓園(旧大名庭園)で自撮りと稽古
最近はコロナ過の中ですので青空稽古場所の根岸家長屋門前の稽古日には
誰も稽古に参加する剣士はいませんでした
そんな日は、待ってましたとばかり拙者の稽古です、特に誰もいない時は五段指導員以上の
業「内伝・奥伝」の自主稽古に励むのですが・・・自撮りして、客観的に観て、このほうが
イイかな?抜き付、抜打ち、刀の運剣の刃筋や剣先の位置、角度、腰の入れ方、捌き方
姿勢や間合い、呼吸、で残心、納刀、塩山の目付、を繰り返す
なかなか思うような形になったかは?解りません、更に、この形で「試し斬り」藁巻一畳で
抜き付、抜打ちを、座った状態で置き藁での一刀です。
極秘稽古は内伝・奥伝他 横一文字の「万法帰一刀」 少し休憩です
上記のような稽古は、勿論、他剣士には出来るだけ、見せないように稽古しています
影の稽古です。
特に奥伝の中の奥伝業「万法帰一刀(まんぽうきいっとう」は禅の典籍「碧巌録(へきがんろく)」の中の公案の一つを表す用語です・・・
この業は小走りに進み出て、横一文字に抜き付、斬り払う・・・そのままユックリと刀を脇に下ろし、静かに鞘に納める。一瞬に素早く抜き付けて、その刃音で敵の戦意を喪失させる
というもので、それだけの速さで刃音を立てるのは尋常ではないのです。
この内伝・奥伝のはすべて敵の戦意を失わせ逃がす活人剣です。
無外流を広めた映画「雨あがる」映画内で無外流の業が観られます
納刀だけは違う?「横納刀しています?」無外流は縦納刀ですが・・・
この業を映画「雨あがる」で主演の寺尾聡氏が演じています・・・
最初は気が付きませんでした、何回か見ているうちにわかるようになり
映画前半が「前越」「胸尽し」「両車」を演じていて、後半が「三行一致」と「万法帰一刀」です
この万法帰一刀は宮本武蔵の「万里一空」にも通ずるものと言われております
詳しくは割愛します。
今回はこの辺で、では又お逢いしましょうね~
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