M女子三段の破図味業 出来るだけ膝をたたむ 拙者の破図味業
跳躍は高く飛ばなくても良いが飛べるに越したことはない・・・
対敵が立っている目を斬る位置になるが・・・
初段以上になると五箇の座技(すわる業)の中に猫足で構えて飛ぶ業「破図味(はずみ)」
を修練していき四段位になると本身(真剣)で「四方(しほう)」を指定技で試技をする
この二つを中心に稽古をするとなると「五箇(ごか)」の座技一本目の「水月」から始まり「陰中葉」「陽中陰」「響返し」五本目の「破図味」である。
同じくして立ち技(立った技)は「走り懸り」の一本目、「前腰」から始まり五本目の「四方(しほう)」です。この四方と五応の三本目の「両車(りょうぐるま)」の二本を観れば
居合形の技量が解かると言われている
普段の稽古で、この破図味と四方の形は難易度が高く稽古数が少ないのではないかと思い
この半年前から意識して両形を中心に稽古してきました
拙者の会員はこの参段・四段の昇段者が増えたのもそのゆえんでもある
剣士達の嫌がる形を何度も反復稽古して克服して上位段を取得していただきたいですね~
というわけで今年中に四段を取得したいM三段に本身と早目に脇差を差して稽古していただきました
猫足から逆袈裟に斬り上て飛んで対敵の右眼を斬りますが、右手で逆袈裟に斬り上げて
対敵の頭上に切っ先が上がりすぎてしまうので、剣先を右眼に突き入れる気持ちで
斬り上げるといいと思います・・・(55歳から飛ばなくて良い形がありますが・・・)
何故か皆さん飛ぶんですね~(拙者もそうですが?(笑)・・・まだまだ挑戦でしょうか~ね)
居合形はどんな形で、どの方向でも綺麗に見えなければダメなんです
(ご宗家からの指摘)
破図味の業で注意することは:飛んで降りる着地の時は足指から降りましょう
模擬刀は切っ先に注意、身体切っ先を向けないこと
刀(真剣・模擬刀)は左手の親指と人差し指を大きく広げ間に峰(みね)を乗せ右脇を締める
(人差以下四本指は揃える)また着地の時は刃は身体に向けないこと
着地の時は平衡に両足を揃え静かに着地しますが決してよろけたり、身体を崩したり
しないこと、右手に持った刀で怪我をする場合があります。
飛んだ後、の着地以降の詳しい形動作説明は割愛しますが流れだけは説明します。
着地したら相手の水月(みぞおち)を突き振り上げて真向に斬り下ろす
ところが最初の水月を突きを対敵が(避け)お腹を凹ましてかわして
斬りに来るのです
ですからいったん左足で蹴り後ろに後退して再度、水月を突き、真向に斬り下ろす
この動作が大変で、
飛んで尚、且つ、水月を二度突き、後ろに後退して真向に斬り下ろす形動作なので、
(疲れる?)難儀な形なので尻込みしますね~
①突く寸前 ② 水月を突き ③斬り下ろす
(構えの場合は右足を40度以内に傾斜)
(飛んだあと着地し②突き再度下がり①構えて②水月を再度突く、そしてフィニッシュの
③真向斬り下ろしです)・・・以上飛ぶ業「破図味(はずみ)」の形動作流れです
四段を目指すMj女剣士 基本稽古中の二剣士 「連」の技の初太刀を注意
指摘しておきました・・・
熊谷場所初稽古は飛ぶ必殺技の破図味(はずみ)を重点にお伝えしました
形の細部、詳しい点はお許しください・・・ではまたね~
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