入門すると誰でもが礼作法から所作や刀の握り方・真向での振り方・抜刀の仕方や納刀迄の
一連の基本動作を伝える(指導)することになります
「破図味」業の試技をする両名 三段を受審する両名の稽古模様
当場所では入門してから五回目の(五日間)の基本の基本動作を習得するように入門者に
伝えていますので、その間に拙者が指名した有段者が伝え(指導)することにしています
その五日間が終わり、入門したての剣士が、その作法から納刀・抜刀・基本一・二の
動作がある程度出来ているかどうかの見極めが必要になってきます(合格70点)
「見極め項目を決め、点数の定正、定量化によって合否を決める」(内容は割愛します)
失格しますと講習の継続で数日要して再度、検定ですね」
所作や刀礼をする初心者講習見極め審査中のTさん 刀の受け取り・渡し方
今日は、その見極めの「初心者講習修了検定」でも申しましょうか・・・「合格
」すると
基本一・二から居合形三形だけ「三級」を目指して稽古修行が始まります・・・
あの形も、この形もというわけにはいきません・・・最初は三形の動きををミッチリ覚え
それから座技の「五用(ごよう)」五本・と立ち技の「五応(ごおう)」五本の十本の動きを
身体で覚えてもらいます
初心者講習修了授与 白い道着から黒の道着に衣変えです
高得点でTさん見事合格いたしました 「コロナやインフルに注意しましょうね~」
そして、その次は三段の受審者二名です・・・
年内迄にというと12月までに受審したいとの要望を受け、二段位のI君やTさんが
名乗りを挙げました・・・三段目標を狙う両名の二回目本格的な稽古ですね
稽古方針は・・・「初段」では形の動きをシッカリ覚えることです
「二段」では形をシッカリ覚えることです・・・「三段」ではメリハリとスピードが求められます
ということで両名には二十本をシッカリ覚えていることなので・・・
稽古終了前の模擬試合の演武では座技の「陰中葉」「破図味」、立ち技「胸尽くし」
「夢想返し」「四方」の五本を脇差を付けて試技をしてもらいました・・・
これを稽古終了前に毎回、技の五本を交互に変え二十本すれば、少しは上達できて
合格できるかもしれませんね?」審査するときはシッカリ「試技」見させていただきますよ
では12月迄シッカリ稽古してください・・・
ピグともさん、いつも訪問やブログペタありがとうございます~
励みになり頑張りますね~ (これから一段と寒くなりますのでお身体気を付けてください)