此度の戦は、甲斐国への侵攻戦じゃった。
ここ数戦、戦国の世のことなど異国の出来事のように、忘却の彼方寸前だった儂は、
なにを隠そう年末年始を挟んでの直近5戦で稼いだ戦功は60www

まずい。
さすがにこのままでは謙信様から破門を言い渡されてしまう。
致し方ない、少しばかり戦場に出るかのぅ。

というわけで今回こそは戦場に馬を駆らんと勢い勇んでいたものの、
肝心の準備日にはなかなか身動きとれず。
出城こそ出したものの、陣張りはひとつもできぬ有様。

まずい。
本格的に破門になりそうじゃ。

焦りに焦った儂は、なんとか時間を見つけては敵軍へ突っ込んだ。
なにせ準備が一切できてないから、
味方が攻めあぐねた残りものを探しては、とにかく兵量にものを言わせて猪突猛進するのみ!
ボロボロになって戻ってきた部隊を労う暇もなく、次の部隊を突っ込ませる。

戦術一切無用の猪戦法じゃw

我が軍だけでも大量の血が流れた。
が、そのおかげで、少しばかり破門が先延ばしされるくらいの戦功は稼げたかのぅ?

しかし此度の戦、敵襲がゼロだったんじゃ。
陣張りはしてなかったので当たり前と言えば当たり前だが、
出城まで、ダミーも含めてただの一度たりとも敵襲が来ることが無く終わったのじゃ。

戦国の世の出来事 【戦国IXA】

決して無血しまくったわけではないのじゃぞ。
ただの一度も敵襲が無かったのじゃ。

合戦中も、とにかく平穏な時間が流れ続けたのじゃ。
平和そのものじゃ。
ひょっとしてこれが、群衆が待ち望んだ太平の世というものかのぅ?
これから先、300年に亘る平穏の時代がやってくるのかのぅ?

ようやく戦乱が収まったのかもしれぬ。
嬉しいやら、寂しいやら、複雑じゃのぅ。
年末年始は殆どiPhoneからのアクセスじゃ。
戦乱の世を遠目で覗きながら、内政ポチっとやっておったのじゃ。
戦に参加しないと、かくも平和なものよのぅ。
悪くないぞ、うむ。

とにかく、あけましておめでとうございます。
今年も、そして末永く来年以降も、宜しくお願いします。

さて、こんな平和ボケな日々を過ごしておったら、
なんかいつの間にか「戦国くじ 祝」なるものが出来ているではないか。
なんじゃこりゃ。

試しに引いてみた。

戦国の世の出来事 【戦国IXA】

どうなん、これ?

外れっぽい?
年の瀬も迫り、平成の生業は地獄の如き忙しさ。
本当にこのまま死んでしまうのではないかと思うほどじゃ。

そんな儂の身など、謙信様が案じてくださる由もない。
戦、また戦の毎日じゃ。

あろうことか此度は我が古巣、三河の徳川家へ攻め入るとおっしゃる。
どうも気が進まぬが、こんな老いぼれでも上杉家の端くれ。
一応末席にて従軍したのじゃ。

それにしても古巣相手ではやはりどうにも気が進まぬ。
かつての無二の親友、白蓮和尚さんの本山にも参拝に行ったのじゃが、
やはりどうにも血を流す気にはなれん・・・

そしていずれにせよ案の定、平成の生業は我が身を戦場へは行かせてくれぬ。
ようやく一息ついたのは夜半過ぎ。
いつもの庵に顔を出すと、なんという巡り合せ。
ちょうど島田爺も、平成の生業の合間に戦場を窺いに来たところじゃった。

この島田爺、今でこそ其の素性を隠しての隠遁生活じゃが、
かつては安芸の英雄と謳われた御仁じゃ。
さらに隠居してからは、各地の大同盟盟主を単騎で次々と狩る、恐ろしい方じゃ。
そう、かつて一度の戦闘による戦功表示の限界値であった20万を超えたのが、この御仁じゃ。
そう言えばこの前毛利軍の某将に、素性を見破られていたのぅ。

とにかく此の御仁、眠そうな目をこすりながらなにを言いだすかと思えば、
「●●を狩ろうと思います」

え!?
●●と言えば、天下に轟く精鋭部隊ですぞ・・・
しかも、時代が進むほどに衰退の一途を辿る同盟ばかりの戦国の世に於いて、
昨今増々その勢力を拡大している、アップカミング波乗りジョニーじゃないですか・・・

マジか、この爺さん。
耄碌したのか?

咄嗟に出かかったその言葉をグッと胸の内に仕舞い、
勢い余って儂はこう言ったのじゃ。

「お供しますぞ!」

wwwww

まあ、実は、じゃ。
あれじゃ。
前日の陣張りで、●●盟主の少し離れに、島田爺が陣張りしているのを見つけた儂は、じゃな。
念の為、逆方角の離れに遠征陣を張っておいたのじゃ。
ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ

それに、古巣相手で気が引ける中、●●は今期から新たに徳川家に加わったばかりじゃからのぅ。
かつての盟友ではないので、心置きなく血を流せるのじゃ。
ウヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャヒャ

行くと決まれば、速攻じゃ。
迷っている暇はない。

数分ののち、儂と島田爺は敵盟主の至近に陣寄せを完了。
間髪入れずに手勢をその居城に向けて放ったのじゃ。

戦国の世の出来事 【戦国IXA】

するとどうであろう。

コテンパンに殺られて帰ってさえ来ないと思っていた偵察部隊が、
まさかの勝利で帰って来るではないか!

うは!!
勝機あり!?

すかさず第二陣、第三陣を放つ儂と島田爺。

しかしさすが其処は天下に名立たる精鋭の集まり。
あっという間に加勢部隊が盟主居城に到着し、
逆に我々の陣は敵襲の嵐じゃ。

しかしもはや迷っている暇などない。
とにかく猛進するのみじゃ!

そして・・・

戦国の世の出来事 【戦国IXA】

疾風のような加勢部隊に思わぬ抵抗を受けたものの、
見事に敵の大将首を持ち帰ってくれた我が部隊!

いやはや、さすがは島田爺じゃ。
こんな面白いことをずっとやっていたとはw

いい経験をさせてもらったのじゃ。
これでまた寿命が延びた気がするのぅ。
めでたし、めでたし、じゃ。

ところで●●と言えば、もう忘れておったが、
その昔、そう、戦国初期に個人的に因縁のあった相手だったのじゃ。

連合として組む羽目になった我々は、ある時その目標が被ってしまったのじゃ。
すぐさま誰かが儂に、ハイエナだと因縁をつけてきたんじゃ。
当時はまだ儂も若く、血の気の多い現役のもののふじゃったから、
まさに一触即発じゃ。

そんな緊張感溢れる空気を、当時の●●の盟主であった方が、
見事に仲裁してくださったのじゃ。

今回の一件で、そんな昔のことを思い出してしまったのぅ。
あの時の盟主の方、もう随分とお見受けしないが、
元気でいらっしゃいますかのぅ。