20代のとても小柄なお客さま。
いつもは22センチを履いていらっしゃるそうです。
匠の靴シリーズ
をご購入いただき、
最終フィッティングのためご来店いただきました!
「これまでどんな靴を履いても、足に合わなかった」
ということで、
とてもご期待いただいていたようです。
匠の靴シリーズの22センチを履いてみると・・・
ものすごくブカブカ
これは大きすぎる・・・
5ミリずつ下げて試し履きをしていただきましたが、
実際のサイズは21センチ
だということが判明。
「え~!私、そんなに小さかったんですか?!」
とお客さまご自身も驚かれていました。
ただ、足囲(ワイズ)は2E強。
21センチの靴では、きつく感じるでしょう。
ワイズに合わせて22センチを選んでしまうのもわかります。
サイズが大きくなれば、ワイズも広がっていきます。
しかし、これが足トラブルの要因になっていました。
緩い靴を履くことで、
足が前すべりを起こし、小指脇が赤くなっていました。
このまま進むと内反小趾になりかねない症状です。
また、趾もハンマートゥ気味。
歩き方も、とてもグラグラと不安定で、
両足、特に左足に大きくオーバーサピネーションが見られ、
それが内反小趾を促進しかねません。
靴を履くのに、バンドエイドが必需品だとおっしゃっていました。
歩くたびにかかとが脱げるから、
足首のところがこすられて、痛くなってしまうんですよね。
足に合う靴をしっかりと履くことで、
これらの問題は解消されていきます。
今回購入いただいた2足の靴をまわして履きながら、
しばらく足の様子を見てあげてくださいね。