今晩は

せいほうです。
千葉へ転勤する日が近くなるにつれ、新天地での事を考えます。
うまくやれるだろうか?
どんな人がいるだろうか?
向こうでどんな事ができるだろうか?
どちらにせよ、僕は良い勉強の機会を得たのだと受け止めています。
人はよく、予期せぬ出来事や人生の動きを“運命”と呼びます。
『あの人が〇〇だから〇〇なった』
『自分は〇〇だけど〇〇になった』
『↑これも運命だね』
何か違う気がしませんか?
“運命”は誰かに決められる物ではなく、“自ら運ぶ命”です。
少し夢物語の様な話をします。
人生には“宿命”と“運命”があります。聞いた事がある人もいると思います。
人は生まれてくる時に、神様と相談してどんな両親・環境に生まれ、どんな使命を持つか、自ら決めてくるのだそうです。
それは、自分の魂が成長する為に。
いわば人生の設計図を決めてくる。
例えば、〇〇歳の時に他人の借金を背負うとか、〇〇歳の時に結婚相手に巡り会うとか。
それは色々な理由があって、自分に必要だから起きる。
最初から自分が生まれてくる時に決めてくる物を“宿命”……“宿した命”と呼びます。いわば自分との約束の様な物です。
“運命”は“自ら運ぶ命”。人生を自ら選択して行く事。
“宿命”が真っ白なキャンパスに描いた人生の下書きなら、“運命”はその上に塗り重ねていく色だといえます。
同じ下書きでも、どんな色を塗り重ねていくかによって、全く違う物ができてしまうんです。
だから例え表面的に不幸な事が起きたとしても、その出来事の捉え方、対処の仕方で全く結果が違います。
僕は流行り物の占いやおみくじが嫌いです。
本当に大切なメッセージをくれる物は別ですが、まがい物の様な浅い世界のスピリチュアルとか。
吉だから良いとか、凶だから悪いとか。それは違うんです。
大事なのは、起きた出来事に対する受け止め方ーつだからです。
“宿命”は受け入れる物。
“運命”は切り開く物。
千葉へ転勤する事は“宿命”であると受け止め、そこで新しく“運命”を切り開いていきたい。そう思います。
アトリエOCAEN

