満たされ過ぎ、与えられ過ぎは恐い。


豊かさを求めるのは良いことである。


しかし、過剰なる満足感はいかがなものであろうか。


飽食の時代、常に満腹満足な状況が続くと、


肉体と脳は動きたくなくなるのではないかと、私は考える。


我々のご先祖様は、決して満たされた状況で歴史を作ってきたのではない。


私の青春時代にしても日本中がお腹を空かせていた。


お腹を空かせながらも、


豊かな未来を作る為、体を動かし働いてきたのが人類の歴史だ。


ハングリーな主人に肉体と脳がフル回転で応えていたのだ。


満足しきった主人に対して、肉体と脳はどう応えるだろうか。


主人は満たされて悠々自適なのに脳と肉体だけ働いてくれるだろうか。


足りなきを常とし、ハングリー精神が未来を作る!


合掌、
藤岡弘、


サムライ着ボイス

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