(藤岡弘、語録:2010年2月21日・芸能生活45周年記念トークイベントにて)
今回のバンクーバーオリンピックの開会式は、本当に素晴らしいセレモニーで、感動しました。
どの国もその民族の誇りを持ち、伝統文化を大事にしてますよね。
日本代表は、日本の誇りを持ってほしい。
日本の古来から伝わっている武士道精神は、 貴重なる財産だと思っています。これを忘れてはならない。
競技の結果や勝敗よりも、日本人はどのような戦い方、姿勢だったかということを世界は見ているのです。つまり、結果だけに感動するというわけではないのです。
どんなに素晴らしい能力を持っていたとしても…
そこに品格、品性、人格が見えてこなかったら、
私はどうかなと思います。私個人の想いとしては。
芯がどこかに一本入っていないとすれば、
皆さんも違和感を感じるのではないでしょうか。
地位、名誉などでその人を判断するのではなくて、
100年そこそこの限られた人生の中でその人の本質、生き様、姿勢、そして過去現在に渡ってどういう生き方をしているか。
そこに心を置かなくては。
僭越ですが、私は、そのように思います。
合掌、
藤岡弘、
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