私が(勝手に)師匠と仰いでいる方から

U-NEXTの宇野康秀社長のインタビューが良いと紹介されたので視聴しました。

 

 

 

 

宇野康秀社長いいですね~、しびれました。

 

宇野康秀社長のここまでの道のりは平たんではありません。

人材派遣業・インテリジェンス(現:パーソルキャリア)を設立し、順調に会社規模を伸ばし2000年代当時「ヒルズ族」ともてはやされました。しかし闘病中だった父元忠氏から指名され、父親の急逝を機に拒み続けた実家に戻ることを決めました。

父親が経営していた大阪有線放送は飲食店に音楽を流す有線放送で一世を風靡しましたが、当時電柱の不正使用問題を起こしていました。そのため父親は個人の連帯保証で800億円の債務を抱えていました。

宇野康秀社長は就任後電力会社やNTTと電柱問題を解決して会社を再建しています。

その再建は並大抵なものではなかったずです。

 

紆余曲折、浮き沈みの大きな軌跡ですが

なぜ会社の再建を果たすことができ、

さらなる成長に向かって進むことができているのか?

動画の最後で次世代の経営者たちへのメッセージとして述べられていた言葉に

宇野社長のぶれない事業への軸を感じることができます。

 

どんな仕事をどんなサービスをどう広げていき

それが社会の機能の中でどういう役割を果たしていくのか

そこの軸がちゃんとしていて世の中の動きにマッチしていけば

その会社は成功するでしょう。

私たちのように仮に叩かれてもどこかで
「その会社はやっぱりあった方がいいよね」

と支えてくれるようになるでしょう。

事業に対する軸のようなものをちゃんと考えてほしい。

短期的に流行っているからとかこれをやったら当たるだろうとか

これをやったら資金調達が楽にできるぞとかではなく

長期的やればもしかしたら世界を代表する会社になれるかもしれません。

ぜひ次の世代からこのような人が生まれてほしいと願っています。

 

5年後10年後の社会変化を見据え

それにマッチしたサービスを提供してくという軸が宇野社長にあるからこそ

いまの成功があるのでしょう。

すごい経営者です。

 

U-NEXTの強み

・対面で営業できる機能がある

・直販だけでなくパートナーを通して販売するチャネルも持っている

・デジタルマーケティングが高次元で機能している

・エンターテインメント・コンテンツ力がある

・全国にフィールドエンジニアがいる。修理などラストワンマイルを人の力でできる

 

これだけの機能をそろえている会社は中々ないと思います。

 

やはり会社は経営者ですね。

そして投資家として、いや人間としての必要な軸も

きっと同じなんだろうなと感じた次第です。