日経平均が37,000円を一時超えました。
日経平均の史上最高値は1989年12月29日大納会の38,957円44銭です。
もう最高値更新まで時間の問題でしょう。
戦後の日経平均チャートです。
1989年12月から現時点まで巨大なU字を描いていています。
巨視的に見ると株価はすでにバブル期と並んでいるのです。
↑のチャートを見るとやっと低迷期を終えたという感覚になりますが
見方を変えると私たちは物凄い大相場に遭遇していると見ることもできます。
下のチャートは安倍政権が発足した2012年から現在までのものです。
長い右肩上がりのチャートを描いているのが分かります。
2012年当時の株価は8000円でした。
なんと4.5倍強になっているのです!
日本株の復活というとここ最近の話のようですが
既に10年を超える大相場の真っただ中にいるのです。
「私たちは高度成長期に匹敵する相場に遭遇している」
と言う事も出来るでしょう。
しかも株価はこの先も期待が持てるのです。
バブル期のPERは80倍以上と信じられない位の割高ですが
現在のPERはまだ20倍前後です。
日本企業の業績は円安を追い風に好調なので
まだまだ伸びしろは十分にありそうです。
こんなに恵まれた市場環境なのに
世間では全くこの見方がされていないのを不思議に思っています。
世界中の投資家が日本買いをしています。
世界中の観光客が日本に殺到しています。
それは日本に魅力があるからでしょう。
「日本を一番評価していないのは日本人自身なのではないか」
好調な株価を見ながらこんなことを感じています。