障がい者グループホームのサテライト用としてお借り出来ないかと

仲介の不動産会社に問い合わせたところ

「詳しいお話をお聞きしたいのでご来店ください」

ということだったので不動産会社さんまで

片道1時間弱電車に乗って出向いてきました。

 

借りたかったのはサテライト用のワンルームマンションです。

指定の駅周辺限定とニッチなエリアだったので探すのに苦戦していました。

わざわざ呼び出すのですから前向きの話なのだろうと思ったのですが‥‥

 

問い合わせたワンルームマンションについて

提示された条件がこんな感じでした。

① 通常家賃に+2,000円を

② 設備については性能保証なし

 

賃料を2000円高くした上に

設備とはエアコンと給湯器が対象になります。

健常者に貸す場合は性能保証あり

つまり壊れた場合はオーナー負担で修理・交換をするのですが

障がい者グループホームとして貸す場合、

壊れたら借主負担で修理・交換するという条件なのです。

‥…全くびっくりマークムキームキームキームキームキームキー

 

理由を聞くと

募集条件は普通に住宅用として貸す前提の家賃や諸条件です。

使用目的が違うので条件変更になる

GHさんが利用者さんに貸す形になるので入居者が特定できない

などなど良くわからない説明が続きます。

私が問うているのは

「健常者と障がい者で貸す条件が違う合理的な理由」

なのですが、そこに対する明確な説明は聞けません。

 

そこで私が

住居として使用する、事務所使用ではないので不特定多数の方は出入りしない。

住宅(生活の場)として使用するので設備に過度な負担はかからない。

利用者さんの個人情報は秘密保持契約を結べば開示も可能

と説明すると

 

説明がつかなくなったのでしょう。

「会社の管理部が言うので・・・・」

と自分のせいではないと社内の別部門に責任転換する

 

「私は〇〇さん個人とお話ししているのではない、

〇〇さんを通して御社とお話をしています。

管理部に確認して納得のいく説明をして欲しい。」

とつい、きつい口調で言ってしまいました。

 

うーーーん、残念です。

借りる物件がないのだろうと完全に足元を見られています。

高い条件を提示しても借りるしかないだろうと

 

「責任者出てこーい!」
「御社のコンプライアンスはどうなっているのだ!」

と声を大にして言いたかったのですが

不動産物件は1品ものです。

貸主が貸さないと言えばそれまでなのです。

これ以上言ってもこじれるだけだろうとグッと抑えて

「もう一度管理部とお話ししてもらえませんか?

場合によっては御社にお伺いしてきちんと説明します。

GHの経営者と同行しても結構です。」

「福祉にご理解を頂けないでしょうか?

借りれない障がい者さんに寄り添っていただくことはできないでしょうか。」

とお願いしました。

 

担当者さんは

「もう一度管理部とお話しします。」と言ってくれましたが

どんな返事が返ってくるでしょうか?

多分特別条件解除は難しいでしょう。

悔しい気持ちですが、借りられないのも事実、

障がい者への社会の目は厳しく、そこに付け込む業者も多いのです。

 

こちらが採算が合うラインまで条件を飲んで妥協を図るべきなのか

それとも信頼できない管理会社と付き合うべきではないと

こちらから断るべきなのか

・・・・迷っていますキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロキョロ