基準地価が発表されました。

全国の全用途で上昇。三大都市圏だけでなく地方圏を含めての上昇です。

特に地方4市(札幌・仙台・広島・福岡)の上昇が際立ちます。

地価は経済の体温です。地価が上昇しているという事は
日本経済に活気が戻ってきている証拠であり喜ばしいことだと思います。

 

 

国土交通省の資料に「特徴的な地価動向」が出ていたので取り上げてみたいと思います。

 

・ インバウンドで潤う地域

外国人観光客が集まる地域の地価上昇が目立ちます。

 

長野県白馬村の商業地は27.3%の上昇、前年も13.3%と高いのですがそこから更に上昇しています。私が投資している日本スキー場開発の主力スキー場が白馬です。活況なのが地価からも読み取れてうれしいです(^^♪

日本の景観を残す高山の地価も高いですね~。北アルプスのエリアは有望な国際観光地になりうるポテンシャルを感じます。

 

 

那覇市が11.7%と二桁成長しています。前年マイナス成長の反動もあると思いますが

沖縄はアジアに近いという立地に恵まれています。アジアの高級リゾート地になりうるポテンシャルを地価動向から感じます。

 

 

地方もインバウンド需要を取り込めば経済成長するというシグナルを感じる地価動向です。有名観光地や景観に恵まれた地域はもちろんですが、日本人には日常の風景も外国人から見たら観光資源です。これまで観光地として注目されなかった地域にもチャンスがあると思っています。

 

「日本人には日常の風景も外国人から見たら観光資源」と書いた根拠です。フランスの方が日本の夏は特別だと気持ちを込めて語っています。風鈴、蝉時雨、入道雲、花火、ひぐらし、それらが相まってノスタルジーな情緒を作り上げるていると。

外国人観光客に動画で語られているような日本の情緒を体験させることができたら、そこに外国人は集まるのではないでしょうか。

 

 

 

 

 

インバウンド需要を新たに創造する企業や地域は有望な投資先になると感じる地価動向です。