Birth Dayで
登山家、栗城史多のエベレスト挑戦を見ました。
酸素ボンベ無しの無酸素での挑戦。
理解不能ですが、本当に「そこに山があるから登る」の世界ですよね。
理解不能ですが、格闘技をやっているおれとしては登山家は尊敬します。
逆に普通では考えられないくらいの事だからこそ挑むのかもしれませんね。
実際に栗城さんは「人が行けないような所に行ってみたい」とも言っていましたし。
オレは体調悪い時に貧血になり、駅の階段を上がるのもキツくなり、ミット打ちも1ラウンドで限界の時がありますが、彼らは標高7500メートルくらいに突入すると酸素は3分の1で、登山家の彼らの体の状態は生きるか死ぬかの極限状態です。
栗城さんはエベレスト挑戦の前に標高8000メートル級の山を3箇所クリアーしているんですが、もっとも危険と言われる標高7500メートル付近には過去に登山に失敗した登山家の遺体がありました。
テレビにもろ映ってて本当に自然の恐ろしさが少し伝わってきた気がしました。
格闘技とは違い、山には応援団がいない、セコンドもいない、孤独な戦いであること。
いつ足元で雪崩が起きるかわからない恐怖。
自分には絶対に真似できないと思いました。
でもこれを見たおかげで、次の試合に向けての刺激をもらいました。
こないだのREBELSに出場したムエタイ戦士の戦いと、今回のバースデーを見て、体調悪いなりの気持ちの作り方、戦術が少しわかったような気がします。
万全ではありませんが、函館での試合がとても楽しみです。
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