バルコニー栽培 アケビの近況 | 趣味作りブログ

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あまり趣味がなく大人になってしまった管理人が慌てて色々やってみる様子を綴るブログ。

自宅のバルコニーで育てているアケビの近況報告です。


●アケビ(Akebia quinata)全縁状5枚複葉

今回は摘果です。本当は何回かに分けて摘果していくのが良いんだと思いますが、面倒くさい効率化のために一気に摘果しました。

↑のバナナの房みたいな菓房から、成長具合、形、傷の有無などを見て一つだけ選び、後は摘果です。

↑こちらがアフターです。摘果したところで昨年から劇的に実の大きさが変わるということは無いと思いますが、アケビ本体の負担は軽減されるでしょう。
(╹◡╹)
ちゃんと種類ごとに分けて撮れば良かったですね。90%はアケビ(Akebia quinata)の摘果した実です。

アケビは着果数がとにかく多いんですよね〜。ちなみに残りの10%はゴヨウアケビの摘果した実です。ミツバアケビは摘果すらしてません。



摘果しない菓房も遊びでひとつだけ残してみました。
(*´ω`*)


●ミツバアケビ(Akebia trifoliata)鋸歯状3枚複葉

着果数が少ないミツバアケビは元気が無いわけでは無く、我が家の栽培環境(主に気温)がミツバアケビにとって最適ではないんだと思います。

こちらは山形県のミツバアケビ産地に程近い米沢市の気温の推移です。

ミツバアケビは寒暖差が大きく最低気温が20℃を下回る環境を好むとアケビ農家さんに教えてもらったんですが上の雨温図はまさに最適という感じですね。


こちらは我が家に近い八王子の気候の推移です。まず平均気温が山形と3.2℃も違うんですね。7,8月は最低気温が20℃を下回らないのでアケビの実の成長は停止してしまいます。

この2ヶ月の成長停止期間のせいでアケビの開花時期は東京の方が山形よりも1ヶ月早い(4月上旬)のに収穫時期は東京の方が山形より1ヶ月遅く(10月中旬)なってしまうんだと考えています。
東京でも奥多摩湖近くだとほぼ山形県と同じ気候ですね〜。かなり脱線してしまいました。


●バナナアケビ(Akebia quinata)全縁状5枚複葉

バナナアケビは今年の着果はありませんでした。昨年摘果が甘くて無理させ過ぎてしまったようです。枯れさせてしまわなくて良かったです。
今年は英気を養って欲しいと思います。

ちなみにバナナアケビは品種ではなくアケビ(Akebia quinata)の品目です。そういう名前で売っていたアケビということですね〜。


今年はコロナ対応で在宅時間が長く、アケビを眺めてる時間が非常に長いです。
_φ( ̄ー ̄ )