ノーカントリー
何気にコーエン兄弟好きなワタクシ。「ファーゴ」「未来は今」「ビッグ・リボウスキ」の3枚が入った「コーエン兄弟DVDボックス」なんつーのまで密かに買っているくらい。そんな彼らの最新作「ノーカントリー」がアカデミーにノミネートされていたので、ちょっと興奮。(結果はご存知のように作品賞、監督賞、助演男優賞) おまけに監督としてはもっと大好きなP.T.A.(ポール・トーマス・アンダーソン)の新作「ゼア・ウイルビー・ブラッド」もノミネートされているし・・・時代がオレのセンスに追いついたか?なんて豪語したくなるくらいの楽しい状況でした。
さて、そんな「ノーカントリー」がようやく公開されたので、お休み前の六本木ヒルズの最終回レイトショーに行ってきました。仕事を終えて21:50の開始時間に滑り込むと、意外や大勢の観衆・・・24時すぎの終了なのに、大丈夫なんかね?>みんな。(ちなみに中央線沿いの我が家は終電が遅く、六本木24:30すぎでも余裕で電車帰宅可能です♪)
さて、映画はというと・・・これがすばらしい!主要登場人物を絞り、音楽などを最大限に削り、静寂・自然の音をBGMに緊張感溢れる展開が続く。これぞ劇場用の映画、という感じ。なかでも助演男優賞に輝いたハビエル・バルデムの怪演は一見の価値あり!年老いた保安官と、「ルール」に拘る暗殺者、そしてリタイアしたベトナム帰還兵を巡る物語を、是非劇場でご覧になってください。
暗殺者の迫力、不条理な殺人や現実に圧倒されながらも、気がつくと居場所を失った老人たち(→古きよき時代を知っているすべての人々?)(原題NO COUNTRY FOR OLDMEN)の悲哀まで感じてしまう。描かれている事実は明確なんですが、その意味するところについては、(ネットに溢れるレビューを覗いてみても)結構人によって解釈が異なっています。出来ればストーリーやレビューなどを参考にしないで観てみてください。(但し暴力場面は結構残酷なので要注意)
終了後、余裕で終電近くの大江戸線に向かうと、なぜか大勢の人、人、人。
なんと人身事故で大幅遅延なんですと!( ̄□ ̄;)
一旦ホームに入ってみたものの、あまりに大勢の人でやってきた電車に半分も乗れない有様。慌てて乃木坂まで走って、なんとか家に帰り着いたものの、映画の興奮と遅延の焦りで寝付けなくなってしまい、なぜか朝方までワインを飲んで徹夜することになってしまいました。。。