紅くして青き晩夏の日が沈む(FC東京観戦記2007 その12)
現在、リーグ再開三連敗中の東京。
本日の相手は現在Jリーグ首位の浦和レッズ戦。
しかもアウェイ。
さいたまスタジアムは、赤一色に染まっています。
それを青赤(東京カラー)に染めきるために、ゴール裏に陣取った我々。
やがて空も赤く・・・いや、青紅く染まっていきます。
今日こそはいけるかも。
根拠のない自信に常に支えられながらのキックオフ。
日本代表MF今野をボランチに戻すという報道もあったのですが、結局は今野・藤山の(本職ではない)センターバックコンビを継続。昨年のレギュラーであるジャーンとの契約継続をせず、増嶋を甲府へレンタルさせながら、CBが本職以外の選手によって支えられている(そして失点が多い)というのが、現在のサポーターの不満の一つなわけですが・・・この日もそれは解消されず。
MFに浅利、梶山、石川、リチェーリ。
トップにルーカスと赤嶺。
先週の、動き自体はよかった柏戦をほぼ踏襲したシステム・スタメンとなっています。
そしてキックオフ!
序盤はお互いに決定的な場面を作り出すまでには至らず。
今日は後半勝負か?などと考え始めた前半32分に、この日何度も突破をみせていた左サイド・リチェーリのシュートのこぼれ球に反応する赤嶺らしいゴールでなんと東京が先制!今日こそいけるかも?と思った、本日最大の興奮状態でした。
しかし、失点があっさりしているのも今年の東京。わずか数分後に右サイドをフリーにして、あっさり失点。同じパターンで数分後にも逆転。学習能力がないのか、うちの守備陣は・・・(がっくし)
後半、勝負をかけて挑むも、今野が競り合って倒された瞬間、こぼれ球をポンテに蹴りこまれ、痛恨の三失点目。遠めにはファールにも見えたんですけど、特にそういう場面で東京の選手は足を止めがちですね。それも含めて残念。
終盤には平山の競り合いなどから何度かチャンスを作ったものの、最後のシュートがいいところにいかない。平山に一瞬のスピードがあれば、もう一点いきそうだったのですが、それが決定力不足ということでしょう。
サポの中には「原ヤメロ!」「徳永走る気ねえのか!」「梶山ボール持ちすぎ、帰れ!」などと罵声を浴びせる声も多く聞かれましたが・・・少なくとも、この二試合に関しては、それほど批判する気にはなれない内容だったと思います。梶山もよく走り、よく展開し、よくキープしており、決して悪い出来ではなかった筈。首位浦和とは明らかなチームの力量差があり、今回負けても責められるものではないかと。それより大切なのは、この先の数試合。広島、神戸、横浜FCと順位の近い(または下の)相手との試合が続きます。ここで連敗が続くようだと、本当にJ2の姿が見えてきかねない。入れ替え東京ダービーなんて見たくない。もうちょっと、サポートを続けていきたいと思います。
今回の反省会・・・西荻窪ハンサム食堂。
隣のインド料理屋ではベリーダンスが突然始まりびっくり。
次回観戦予定・・・9月15日 横浜FC戦(アウェイ国立)