演劇キック「レミゼラブ・ル」(新宿シアターアプル)
「レミゼラブ・ル」を見て来ました。
ブロードウェイミュージカルとは別物、演劇ぶっくという雑誌のプロデュース企画で、元「猫ニャー」のブルースカイさん作演出のナンセンスコメディ風ミュージカルです。(ニャーだとかブルースカイとか言ってる時点でマニアしか分からないネタになっているのは承知の上。失礼)
既に公演は終了しているので詳細ははしょりますが・・・すっげえ面白かった!
猫ニャー時代のブルースカイも好きだったし、野村佑香 主演の「1989」(ナイロン100℃主宰ケラによる「1979」の時代違いリメイク)も震えるくらい楽しめて、大好きでした。そしてミュージカルの体裁を取った本作も、上演時間3時間15分という長さを感じさせないくらい、面白い作品です。
物語は「ほぼ」レ・ミゼラブルを踏襲しています。(かな?)
貧乏に負けて「スクール水着」を盗んだジャンバルジャンと、ロリコンを憎むジャベールの追走劇。
服役後、町長にまで上り詰めるものの、犯罪歴を暴露され、ひそかに町を去っていくジャンバルジャン。
幼いコゼットを引き取り、育て、革命(原子力発電所反対)に参加する若者、マリウスに娘を託し、自らが犠牲になって町を救おうとするジャンバルジャン。
ロリコン、原子力発電、臓器売買、ドンキホーテ(?)、デンコちゃんと、ブルースカイ流に料理されてナンセンス風味が高まったレ・ミゼラブルは、それでも段々感動的な部分があったりもして。
ボレロ、カルメン、トッカータとフーガ、ミスチルなどの名曲に乗せて描かれる舞台に「これが音楽劇か!」なんてことも思ってみたりして。(キャラメルボックスよりも音楽の使い方が印象的でした)
久々に素で楽しんでまいりました。