「ボクのサンキュウ」"STRAYDOG"PRODUCE 公演
「ボクのサンキュウ」"STRAYDOG"PRODUCE 公演
新宿シアターサンモールスタジオ
2007年1月27日観劇
岡部尚子さん(EX ランニングシアターダッシュ)が作・演出をされた芝居を観にいってきました。
ダッシュの最終公演にゲスト出演されていた森田亜紀さん属する劇団STRAYDOGのプロデュース公演という形式で、キャラメルボックスの看板男優の一人大内厚雄さんなどが出演。演目自体はダッシュ自体に岡部さんが手がけた作品で、確か三回目の上演になるものです。
男子寮の一部屋で起こる騒動を笑って泣かせて魅せる物語。役者をやっていた岡部さんの作・演出腕の確かさを感じさせてくれます。
ダッシュは僕が一番好きだった劇団だったので、解散当時は
「人生の楽しみがひとつ減ってしまった。。。」
と相当へこんだものでした。
大手劇団のように、解散・休止後も役者さん・演出家が外部で活躍しているのなら、まだ納得できます。(東京サンシャインボーイズはその典型)しかし、どうも役者を廃業してそうだったり、大体消息すらつかめない所属劇団員の状況をみるのは、なかなか悲しいものがありまして。そんな中、岡部さんが活動を開始したのは非常に嬉しいニュースでして。過去↓の記事にあるように、ロングステイの講習の真っ只中で厳しい日程だったのですが、なんとか劇場へ向かったのでした。
芝居、大満足。
枝葉の部分を微妙にアレンジしているので、三回目の観劇の自分も、ストーリーを知っているのに笑って笑って、そして最後にホロリとしてしまいます。(悪く言えば)寄せ集めの役者さんで、スキルも随分差があるようでしたが、人物造形がしっかりしているので、それ程気にすることなく、物語に没入できます。男子寮という日常に、赤ん坊、架空の育児という虚構が重なってくるのですが、いつの間にかそんな岡部ワールドにハマっていくのが心地よいのです。非常に愛すべき作品。
今回の公演は、実は二本同時公演(男性のみ、女性のみで別の作品)だったのですが、こんなに楽しめたなら、やはりもうひとつも行くべきだったかと大後悔。小劇場系は、公演日数が短いので厳しいんですよね。今度はダッシュのメンバー数人と劇団を結成、旗揚げを下北沢で夏に公演するということです。こちらは絶対!行かないと。楽しみにしています。
ダッシュファン向けのおまけの話。
終演後、ロビーでアンケートを書こうとウロウロしていると、岡部さんが突然こちらに向かってきました。実は開演前にも出くわしていたのですが、役者・佐久間京子さん(EX ランニングシアターダッシュ)ファンの僕が来ているのに気づいて、「今日はたまたま佐久間も大阪から来てますよ!」と教えてくれていたのです。
更にこのときは、終演後のごった返す中、楽屋訪問をしていた佐久間さんをご親切にも引き合わせてくれた次第です。
・・・久々に佐久間さんに会えたのは確かに嬉しい。しかし演出家がそこまで気遣いしなくともいいような気もします(笑)。ひたすら善人・いい人なのは、ダッシュ時代から全く変わらず、佐久間さんに会えたのと同じくらい、岡部さんの心遣いが嬉しかったなあ。
佐久間さんは今のところ次回の予定はなく、ガシガシ働いていらっしゃるそうです。役者・佐久間のファンとしては、非常に寂しい。それでもお元気そうで、わずかな時間でしたが、エネルギー貰ってきました。
