ハリソン最新作「ファイヤーウォール」
「ファイヤーウォール」
ハリソン・フォード最新主演作。
別に格別ハリソンが好きなつもりもないのですが、古くは「スター・ウォーズ」からジャック・ライアン、インディアナジョーンズまで、そして「6デイズ7ナイツ」のようなものまで結構観ている自分。ワンパターンな印象も強いのですが、憎めないおじさんになっててつい観ちゃう、という感じかなあ?
今作も観るつもりはなかったのですが、例によって手元にある株主優待券の消化のためにわざわざ新入学の学生のコンパで賑わう週末の新宿へと向かいました。
「ファイヤーウォール」
主演:ハリソン・フォード
監督:リチャード・ロンクレイン『ウィンブルドン』
キャスティングはハリソン以外結構渋め。「24」のクロエことマリー=リン・ラジスカブが目立つ程度。
物語はいたってシンプル。
銀行のセキュリティプログラム担当の責任者であるジャック(ハリソン)は、愛する妻と子に囲まれて幸せに暮らしている。しかし、その周辺を綿密にリサーチされ、身に覚えのない借金を背負わされ、さらに家族を誘拐されてしまう。犯人の目的はシステム上から顧客の資産を自分たちの口座へ移動させること。脅迫されたジャックはハッキングの手段を考案しつつ、家族奪還を狙うことに。
設定の狙いは、コンピュータ犯罪やテクノロジー進化(盗聴、監視なども含めて)から来る恐怖感をドラマに活用すること、でしょうか。実際「確かに今の社会では、一度狙われたらプライバシーを保つことすら困難だよなあ」とイヤ~な気分を味わうことが出来ました。(映画では同時に家族愛を描いているので、鑑賞後の後味は悪くないです)
全体的にはいかにもハリソンフォードらしい映画。とても文科系には見えない彼が犯罪に巻き込まれ、段々取っ組み合いのアクション場面中心になるあたりは「知のゲーム」というよりあくまで「ガテン派」。
犯人もあまり頭良さそうには見えないし、テクノロジーの恐怖を扱ったアクションとしては「エネミー・オブ・アメリカ」の方がユーモアや捻りもあって好みでした。
とはいえ、それでもこの映画を否定するわけではなく。なんだか久々に映画らしい普通の映画を観た気分になる作品でした。
