空気公団「あざやか」ツアー | In Hamony Today サムイを夢見る日々
- 知る人ぞ知る人気バンド、空気公団の初めてのツアーに密着してきました。
- 初日の青山「月見ル君想フ」でのライブと、最終日渋谷クアトロのライブに両日参加。月見ル君想フという妙な名前のライブハウスは、それでもHARCOやクリンゴン、はやしいとなど注目のインディ系アーティストたちが多数ラインナップに加わっている曲者的なハコ。料理と酒が充実しており、沖縄料理と焼酎が特にオススメ。
空気公団のライブ初日は、前方にゆったりとテーブルが置かれ、後方がスタンディングという形式。整理番号が一桁だったせいもあり、なんと一番前のテーブルに座ったところ、ボーカルの山崎ゆかりさんが目の前に登場。これ、めっちゃ緊張するんです。別に自意識過剰とかではなく、山崎さんがライブ慣れされていないためあまり凝視していると本気で「こっち見ないで」と言われしまうため、緊張するのです。(レコ発記念のライブでホントにそのような発言をされていました)
- 意図的に別の場所を見ながら楽しんだツアー初日は、とてもアットホームで素敵な感じ。山崎さんも、「ライブって何が楽しいかと思ってたけど、こうやってお客さんから何か得られるなら楽しいかも」という主旨の発言をされていて、我々ファンもほっとした次第(笑)。
- ツアー最終日の渋谷は、クアトロを超満員にした状態で開始。セットリストも変更し、コーラスにはやしいとさん、smooth aceのお二人、パーカッションにKe-taさんを迎え、ちょっとゴージャスバージョンのバンド編成。ゲストに登場した七尾旅人さんがカヴァーを歌うなど、盛りだくさんの内容でした。そして何より、(途中メンバーにダメだしをしながらも)山崎さんが最後までいい感じで大舞台をこなしてくれたのに感涙。
「私は基本的に心を閉ざしている人なんだけど、ツアーをやることによってみんなにココロを開けた」というMC。
最初に空気を聞いたのが、確か99年。そして空気の最初のライブは、スパイラルホールで「カーテンの後ろで演奏する」というありえない形式のライブだったなあ。思えば遠くに来たものだ、ホントに。そんな不安定なところも含めて空気公団を応援していたのですが、もうやさしい視線で見守る必要なんてないのかも。段々立派な「アーティスト」になってきたような印象です。音も、アコースティックな印象の曲が見事なバンドサウンドになっており、昔の曲も初めて聴くような新鮮味を感じた夜でした。
- 最後に「これからも音楽の中からみなさんを見守っています」という、極めてミュージシャンシップに溢れた発言もあり、心地よい幸福感に包まれて帰って参りました。
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