「チャーリーとチョコレート工場」 | In Hamony Today サムイを夢見る日々

「チャーリーとチョコレート工場」

「チャーリーとチョコレート工場」(Tジョイ大泉にて)

ティム・バートン監督ジョニー・デップ主演作。といえば、「シザーハンズ」「スリーピーホロウ」。テイストは異なるものの、傑作といっていいファンタジーを生み出したコンビ。その二人が、イギリスでは「ハリーポッター」「指輪物語」に次ぐ人気を誇るという原作を基に、新たなファンタジーの傑作を生み出した。共演には『ネバーランド』で天才子役として注目されたフレディー・ハイモア。その他ヘレナ・ボナム=カーター、クリストファー・リーなどが。


天才お菓子職人ウィリー・ウォンカが経営する世界一のチョコレート工場は、すべて機械化されているのか、ウォンカ以外はまったく無人で運営されている不思議な工場。ところがある日、チョコレートに入った「当たり」を引き当てた子供だけが工場内に入れるキャンペーンを実施。世界中がそのチケットを求めて大騒ぎになってしまう。金や理論にモノを言わせてチケットをゲットする当選者たち。しかし、年に一度しかチョコレートを買えないくらい貧乏な家に育つチャーリー・バケット少年は、偶然にもそのチケットを引き当てる。そして工場に招待される子供と引率者たち。工場の中には、想像もつかないくらい奇妙な世界が広がっていた・・・


見所はすべて。
ジョニーデップを始めとする演技モノたちの演技、美しくもポップな美術、小人によって唄い踊られる音楽(クイーンから70年代ポップス、メタルまで)、引用される名画(2001年、サイコ・・・)、奇想天外な展開。休むまもなく展開される驚きに、子供でなくても口を大きく開けながら見惚れてしまいます。最近シアター・キューブリックの演劇をみて「ファンタジー」って一体なんだ?と考えていたのですが、理屈じゃないのがファンタジーなんだ、とこの作品を見て再認識。「これってありかよ」「こんなんどうなんだろ」と考え込ませちゃう時点で、本当のファンタジーは築けていないのではないか、と思ってしまいました。それくらい圧倒的なこの作品。今年観た24本の劇場公開作品の中で、最も好きです。