「東証アカデミー」決算書の読み方講座 | In Hamony Today サムイを夢見る日々

「東証アカデミー」決算書の読み方講座

たまには役に立ちそうな情報を書いてみます。
今日はお金の話です。
お金について考えるのは、実は結構億劫なもの。
実際に僕も20代前半の頃は、全くお金を意識したことがありませんでした。


投資ビギナーにオススメ、ということで知ったのが東京証券取引所主宰のセミナー「東証アカデミー」

「初心者向け」「女性向け」「決算書」・・・など、ポイントを絞ったシリーズもののセミナーを開校しています。

中でも人気の高い「コアコース」では
(1)証券投資を行う前に知っておきたい株式、債券、外貨建て商品に関する基礎知識
(2)資産運用の手順とポイント
(3)株式投資に必要な情報収集とその活用方法
(4)株式売買取引の仕組み 
(5)その他知っておきたい知識
など、資産運用を行うに当たって必要な基礎知識について、わかりやすく説明してくれるようです。

料金は4回コースで2000円と、格安。開催も週一回平日の夜と、頑張れば会社員でも通える設定になっています。


今回自分は「選択コース 決算書の見方・使い方」に参加することにしました。投資ビギナーとして株式投資を行なっているわけですが、実は数字がしっかりと読めているワケではなく、マーケッターとして有望な会社をセグメントして、単純にその企業が割安なのかどうかだけを指標で判断して買っているに過ぎません。
現在は市場も堅調で、日経平均も上昇基調にあるため、まあまあの状態にありますが、この先もっと真剣に考えていかないと・・・と今回初めて東証アカデミーに申し込みをしてみました。


記念すべき第一回目の本日。時間ギリギリに茅場町から東京証券取引所に到着。入り口では厳重な荷物チェック。会場は300人規模の大きさで、ほぼ埋まっている状態。思っているよりずっと大規模なセミナーです。空いている最後部に座ると、プロジェクターの文字が辛うじて見えるくらい。講師は東証の方が担当されています。広報活動の一環ということなのでしょうかね。結構早口な方でしたが、分かりやすい話し方で悪くはなかったです。


今回のコースの内容は「決算書の読み方」。

決算書。やれ貸借対照表だ、株主資本比率だ、と専門用語が飛び交い、会計の専門家でなければ到底読みこなせない、と諦めがち。しかし、きちんと基本を学べば、素人投資家にとっても有益な情報の宝庫です。(というか、基本中の基本か)「会社四季報」もこれら決算書の情報がほとんどを占めており、PER、PBRといったような一部指標が加わっているに過ぎません。
現在の社会情勢の下では、きちんと金融について理解し、投資を経験していかないと、到底将来設計を立てることなど不可能な時代です。数字や専門用語は僕も大嫌いですが、さすがに最低限この程度は勉強しておかないと不安ではあります。


授業はアサヒビールの実際の決算書をケーススタディにしながら進められていきました。セブンイレブンとイトーヨーカドー、アサヒビール、フジテレビなど実際の企業のトピックを交えながら説明される内容は、正直最初の15分は欠伸が絶えなかったものの、少しずつ理解が進んだ後半にはかなり頭に入ってきました。
さすが東証、わかりやすいぞっ。今まで分かったような気分で正確に理解していなかった連結決算についても、概ね正しく理解することが出来ました!4回コースの3回目終了時には、虫食い状態にした別の会社の決算書を宿題にするそうな。2000円でここまでやってくれるとは、かなりリーズナブル&バリュアブル。絶対にオススメの「東証アカデミー」でございます。