「NANA(ナナ)」
観客動員100万人突破、原作は今年のヒット商品番付にも
登場している矢沢あいの人気漫画、「NANA(ナナ)」。
旅行中にも気になっていたこの映画を見るために、
近所のシネコンのレイトショーに行ってきました。
二人の「ナナ」には中島美嘉と宮崎あおい。
「ナナ」の恋人章司に平岡祐太、レンに松田龍平。
その他共演は成宮寛貴 、松山ケンイチなど。
人気のある作品、しかも「音楽」を題材にした作品の映像化
だけに、賛否両論あるのは当然だと思います。
確かに自分も疑問を感じながら観る場面は多々ありました。
ピストルズを目指していた?パンクバンドのイメージが
強かったブラストのサウンドが、ラルクっぽさ全開の
ポップロックサウンド“GLAMOROUS SKY”になってしまったり、
相手役のレンや章司のイメージ、尻切れ感が否めないラスト、
章司の浮気の説得力のなさ(奈々のネガティブ面が描かれて
いないため?)、奈々が「幸福だった時代を振り返る」という
不幸を予感させる語り口調でありながら、なんとなくまとまった
ハッピーエンドになってしまうミスマッチ、
ライブ場面での安易な演出・・・
とはいえ、漫画上ではイメージを膨らませることしか出来なかった
名場面が、音と映像で感じられるのは、単純に喜びを感じるというか、
気持ちいいのも確かな話でして。
ノブが上京してきて新曲を披露するシーン(2巻のラスト)などは
鳥肌モノ。
ラルクっぽさ全開なんていって申し訳ない、と思うくらい
中島美嘉の唄う“GLAMOROUS SKY”はカッコイイ。
ブラスト、トラネスのライブ場面も、小さなライブハウスと
全国ツアー・大ホールライブというコントラストが鮮やかで、
物語のクライマックスに相応しい映像と音の力を感じられて
結構満足してしまいました。
「映画」自体の完成度の高さはともかく、「NANA(ナナ)」の
世界観に感情移入できる人はとにかく劇場で観ておきましょう!
