- 先週スクリーンで観た、うんざりするぐらい長い(スミマセン)映画。消化不良のため、原作を読んでみました。
- 赤目四十八瀧心中未遂/車谷 長吉
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原作の時代設定は昭和53年とある。映画ではおそらく現代になっている筈。ケータイでしゃべってたし。
私が感じた、妙にリアルなのに現実感がわかないという違和感も納得できました。妙にリアルなところは、原作を忠実に再現している昭和50年代のアマの風景であり、だからこそ現実感がないのだった。
昭和53年といえばそんなに前のことでもないような気がしますが、登場人物は小説の中で、戦争が終わった時の年齢について会話をしています。戦争体験がアタリマエの時代の話なのだから、感覚として現代からズレがあることは確か。それを現代に持ってきているから不思議な感じがしたのです。
でもその違和感を、さらにファンタジーなしかけで不思議ワールドにいざなうことで、この映画は昭和という平凡なくくられ方を突き抜けるような魅力を持っているんじゃないでしょうか。
おっと、魅力、、、って書いちゃった。確かに惹きつけられます。でも長い。




