悶々とホテルですごしているうち、思い切って、この数ヶ月濃密なコンタクトをとっている相手先の面倒見のいいおじさんに連絡をとってみることにした。もともと、人の好意に甘えることが苦手な私。この時だけは、強盗にあったという大義名分があるのでいつもの自分よりちょっとずうずうしくなれた。こういうのを自然に出来ちゃうオンナノコがうらやましい。
おじさんは快くつきあってくれ、彼自らが運転する車で市内を案内してくれた。いつも運転する彼のお抱え運転手は日曜でお休みで、彼が運転するしかなかったらしい。いつも仕事ばっかりでロクに観光スポットにいったことない私には貴重な経験。その後は、彼の家族とレストランで一緒に食事。毎週日曜日はお手伝いさんがお休みなので、家族一緒に外で食事をするようにしている、とのこと。なんと奥さんのお母さんまでいて、思いっきり家族の団欒にお邪魔している。初めて会う、とっても感じのいい彼の奥さんはいろいろと話しかけてくれ、オトナはオトナで話しをし、子供はつまんなそうに横で食事をしている。
なんだかとってもどこかで見た光景。うちも昔は、食事の場所に父の取引先の人がいるってことは珍しくなくって、しかも時には外人だったり、家族旅行にさえ、見知らぬ同行者が人がいたりしたものだ。なんだか久しぶりに父母がそろっていた時代に戻った気がして、ささくれだったココロがずいぶん癒されました。ありがとう。
彼の奥さんに「あなたはとってもスペイン語が上手ね。」と言われ、「いえいえ、まだまだです。だよね?」とおじさんに話をふると、「いやいや、あなたのスペイン語はかなり上達したよ。だって、最初はしゃべれないに近い状態だったもの。書く方も上手くなったし。」とのうれしいコメントが。よかった。ここ数ヶ月の努力は無駄ではなかったんだ。
私はお昼の数時間につきあってくれただけで十分ありがたかったのに、なんと、おじさんは夜私をアテンドする人を手配してくれていた。その人は、このBlogに何回か登場している、典型的なラテンな男、Dさん。